終礼の後で過ぎた一年の教区の信徒動向表が配布された。「教区教勢」とあるがあまり好きな言い

方ではないので動向にした。ともあれ「主日ミサ参加者」のランに目が行った。部屋に上がってパーセントを算出して教会ごとに記すというヒマなことをやってみた。そうしているうちにあることを思いついた。それが次のはがきだ。

＋　主の平和
　　　　　教会の皆さん
元気な心で信仰の道を歩まれていることを嬉しく思います。元気な皆さんにお願いがあります。
皆さんの教会の主日のミサ参加率は　　％です。残り　　　％の皆さんは主の日を忘れています（？）この方々も皆さんと一緒に主の食卓を囲むことができるように誰よりも心を込めて祈っておられるのは御父です。主の日を祝う人々で教会が沸き立つ姿を思い描きながら御父と一緒に熱い祈りをお捧げしましょう。＊教区の平均は２７％です。
いつも皆さんのために祈っている皆さんの司教から愛を込めて。　　４月２３日

教会名と２つの％は手書きにした。はがきを手にした主任司祭たちの怪訝な顔。「ナンジャコリャ？！」やがて「フムフム・・・」日曜日のミサ後に読み上げられて今度は信者たちが「へー・・・」そしてお茶の席で「平均より上の下の・・・」とワイワイガヤガヤ。ちょっと意地悪な想像を楽しんだ。

せっかく出された各小教区の実力を真摯に受け止めて何らかの手を打って欲しい。唐突なはがきを正当化するかのような言い訳を一人ツブヤイタ。ともあれそんな老婆心が吉と出るか凶と出るか。