気ままに一日
目から鱗の数々、と言えば大げさだが、我が奄美についてこんなにも鋭い感性で分析する研究家がいたとは!
研究家というよりボク流の言い方をすれば預言者だ。偉大な歴史家学者も思想家も容赦なく俎上に載せて裁く。なるほどと納得しながら胸がすく思いというか、思わず「そうだ、そうだ」とこぶしを上げたくなるのだ。一貫してぶれない視点が頼もしい。そう言っても何のことか分からないと思うが「奄美自立論」(喜山荘一著南方新社)を読んでの感想だ。
「二重疎外ー奄美jは琉球ではない、大和でもない」をキーワードに自分が奄美についてなぜ語るべきことを持っていないかを妥協を赦さない緻密さで解き明かしていく。270頁余りのそこそこ読みがいのある量だが中断するのが難しい。詳細を記すことはできないが、奄美振興法が1609年以来の奄美植民地化に対する代償だとする見解には思わずガッテン。
著者は、ある有名な政治家がかつて薩摩が琉球を植民地としてきたことを認めて謝罪したことに驚いたという。しかし、奄美にお尻を向けながら謝罪しているイメージだという。確かにソウだ!奄美が念頭になかったというのはやはり残念だが、叱られるに違いないのだが、ボクには笑って済ませるのも本当だ。ともあれ、奄美学に分け入った今日の昼下がりだった。
午前中は、東京の友人たちに焼酎や薩摩名産を送ったり普通のオジサンをやった。外出用の下駄に代わって軽いサンダルを購入。銀行へ、帰ったら、またポストへ、帰ったら今度はクリーニングへ。履き心地がいいので出歩くのが楽しい。十分で歩いたのでランはお休み。
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二重疎外ー奄美は琉球ではない、大和でもない・・・の言葉を読んで
昔を思い出した。
青年会で奄美の出身の方たちが多かったが、何故か入り込みにくい感を持ったことがあった。彼らは奄美としての誇りのせいか?団結心が強かった、その反面奄美でない者については、あまり深く付き合えないような雰囲気があった。(これは私の被害妄想かもしれないが)
最近、息子が沖縄の方たちと多く接する機会があり、いろいろ沖縄の話題を多く聞く。
沖縄の子たちは先輩後輩の別なく、互いを名前で呼び合い、あまり差別化がないそうだ。
そして陽気で、沖縄時間がそれぞれ流れていて沖縄人でない人間をも
仲良くなれば仲間にもいれてくれるような穏やかな心をもっているようだ。
お酒やタバコを飲み、適度にゆっくり・・接するものに安心と穏やかな時間を
与えてくれるようだ。
同じ島でも沖縄と奄美の違いはなんだろうか?
奄美出身の司教様には失礼かもしれないが
もしかしたら奄美の二重疎外は独立心や団結心を呼ぶが
その反面、過去にとらわれ、逆に疎外感を感じてしまっているのかもしれない。
コメントありがとうございました。誰かからの何らかの反応を期待はしていました。沖縄と奄美の違いはボクの中ではっきりしています。沖縄は王朝文化、奄美は隷属の文化です。ゆとりというか、おおらかさを王族の特徴だとすれば、反骨精神は隷属に甘んじた人々にはつき物。そんな理解をしています。奄美の人が自分たちでまとまり排他的になるのは団結心というよりも、そうした悲しい過去のせいではないでしょうか。そんなコメントしながら僕も悲しくなってきましたので終わります。