聖家族のキンカン狩り
四苦八苦しながらたどり着いたのはやはり「聖家族に倣う」。しかし、いかにもお説教になってしまった。本命の聖家族も苦笑なさったかもしれない。
主任司祭から手渡されたプリントには「ミサ後懇親会」とあったので、クリスマスにしたばかりなのにまた?しかし、いつものようにお茶とコーヒーのサービスだけ。少し失望。それでも、お茶をすすりながら10年来の告白?を聞くことに。気の毒なほど心配の種が絶えないYさんだ。
それでも、向かいの席のIさん、依然聞いたことのある二羽の雀が餌をねだりに毎日やってくるフランシスコの世界の話、数年ぶりに近況を聞くことができた。いまだにやってくるどころか、時間になっても自分の姿が見えないと「チュッチュッ」とガラス戸を突っついて請求するのだという。一人住まいの身に送られた神様の癒し主たち。
「司教様はキンカンお好き?」「大好きです」アブラグチ(社交辞令)の即答にHオバアちゃんの顔が緩んだ。しかしすぐに曇り顔に。「でも、誰かに連れて行ってもらわないと…」「昼から行きましょう!」ということで、ビアンネ―とフランシスコを伴ってキンカン狩りへ行くことに。
約束通り1時半聖(ひじり)の里着。「こんな天気にホントに行くんですか!?」シスターが呆れ顔で迎えた。当のご本人は籠を手に準備万端、雨靴姿。小雨が途切れることはなく町を離れて山あいに差し掛かると本格的な雨に。「ひどくなったら今日はドライブということで出直しましょう」と楽観を決め込んだ。1時間とちょっとで現地到着。
初めて見るキンカン畑には枝もたわわに30本ほど。青い実が目立ち、時期尚早かと思いきや、しっかり黄色くなった身が混在。それぞれ袋片手に傘なしでの収穫が始まった。しかし、町の寒さとは質が違う。ご高齢の身、風邪でも引くことになっては大変。30分ほどで引き上げることに。それでも4,5キロ?
加世田教会でお茶をごちそうになり馬小屋の前で記念撮影。5:00ちょうどに帰着。
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