職人哲学
18℃。めったにない寒さだ。今年初かもしれない。いや、これは、南国の話ではなく、ボクの部屋のこと。ボクの住まいは、4階の教区本部居住棟の3階。常時20℃。
2階と4階の住人が暖房をするので、間に挟まったボクの部屋は上と下から温めてもらうからではないかと理解している。夏は夏で、冷房の使用は風呂上りぐらい。ということで、真冬でも常夏のリゾート風情。
そんな恵まれた環境にあっても、外でのランニングには寒すぎるので、冬の間はもっぱら室内。終礼をすましてマシンに乗るのは、ほぼ決まって5:15頃。相撲の季節はそれなりに気晴らしをしながらのランになるが、なぜかこの頃は食べ物シリーズ。まかない飯ということも知った。
今日はスイーツ。スイーツは神戸のソウルフード(郷土料理)。へー。知らなかった。それにしても、初めて目にする“ソウルフード”。郷土料理のことだって。へー、これも知らなかった。ホントニ、英語を話す人にソウルフードと言ったら分かるのかな。確かに、ソウルミュージックというのはあるが。
それはともかくとして、スイーツの専門家が何人も登場した。「職人は作るプロ。お客様は食べるプロ。お客様が神さま。ありがたい事です。職人はお客様に育てられる。」ベテラン職人の言葉が心にしみた。なるほど。お客様の声に耳を傾けて今日よりも明日いいものが作れるかもしれない、という可能性にかけている姿が印象的だった。何と謙虚なベテラン職人!
「私たちはあなたがたを司祭になれるように教育します。しかし、司祭になってから、あなたがたを本当の司祭にするのは信者たちです。」神学校時代の恩師の言葉が蘇った。道を究めていく人のことばには共通した哲学があると思った。職人気質の司祭。新しい命題をもらったような…。
ことのほか気持ちいいテレビ鑑賞6キロランだった。
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