自然の猛威
11日、大阪から東京の予定だった。「13:40は満席!?」空席情報を開けてびっくり、玉手箱ならぬ、一大事!
予定の便が取れないとなると大阪での予定は大幅に変更しなければならない。しかし、幸いにも空席待ちでOK。前回のように、登場寸前に予約客が現れるということもなく無事離陸。しかしそんな難局?を乗り越えて着いた大阪では巨大地震を告げる号外が待っていた。
東京行きの新幹線が不通というアナウンスもどうやら地震がらみのようだったが、具体的な状況は確かめるすべもなく、音信不通に近い姪夫婦と5年ぶりとなる再会を喜び合った。何よりも気がかりだった2人の仲は、スッタモンダは日常茶飯事?だとしても絆の確かさを確認。気が抜けるほどの「ナーンダ!」直接会って話してみないと分からないものだ。ということで乾杯。「ケンおじちゃん」と呼ぶムコドノはすっかり身内。楽しい再会に話が弾み妹宅に落ち着いたのは10:00を回っていた。
早速テレビのスイッチを入れて地震の凄まじさにことばを失った。その間MEの代表者会議も中止の電話。大学や職場で一夜を明かした甥や姪のダンナの情報も入ったのはかなり遅くなってからだった。こうして深夜1:00までも。
今朝もテレビは地震情報一色。官房長官も出ずっぱり。内輪もめもしばし休戦状態の緊急事態だ。ある町が「壊滅状態」と聞けば国民無視の政争など吹き飛ぶ。復興もさることながら、原発事故をどう説明し、周辺住民及び日本の国の安全をどう保障するのか。危険だとの声を無視して「クリーンエネルギー」をうたい、次々と増殖する原発。それでも、川内原発2号機、やるの?それにしても、新燃岳といいニュージーランドといい、地球が悲鳴を上げいる感すらある。
帰宅後、1,000人を超す亡くなった方々のため、被災者のためにミサを捧げた。「・・・今、困難な状態に置かれている全ての被災者のかたがたに寄り添うことを約束します」というバチカンからのメッセージも配信されていた。テレビでは釜石の町が波に飲み込まれていく映像が生々しく放映されていて息を呑んだ。余震はまだ続いているという。早く収まって欲しい。
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