WYDは終わらない
YOUCAT。Youth Catechismの略でカトリック教会のカテキズムの若者版。昨年のWYD参加者たちに英語版が配布された。
「日本語にしたい」と帰国後早速、若者たちが自らの手で翻訳を始めた。有志を中心に1チーム4人(3人?)体制の翻訳チームを立上げ、3チームがフル稼働中。他にも、全国のWYD参加者に呼びかけ、1人1項目の翻訳を依頼しているという。みんなで、という姿勢が麗しい。
会議最終日の昨日16日夕方6:30-8:30、月一の定例翻訳会議に招かれて作業の様子を知ることができた。司教協議会から神学者の司教を迎えて用語の検討もなされていて4月には翻訳を終える予定だという。教会の青年会やミッションスクールでの試用依頼もするという。来年のリオ大会の事前準備会に間に合わせるのが目標。
若者が若者にどうしたら伝わる言葉にできるか奮闘している姿はまぶしかった。こうした光景は、知る限りでは、日本の教会の歴史で画期的なことだ。仕事に研究に多忙な中での作業だがなんとか頑張ってほしい。
今朝の帰りの飛行機は窓側。快晴で、富士山は反対側で見損なったが、御前崎に浜名湖、潮岬をしっかり確認できた。地理の勉強を上空からしているようで楽しかった。地理の得意な中学校の友人が思い出された。機内誌の飛行航路地図で確認していると客室乗務員が「先ほど富士山も見えましたよ。アナウンスすればよかったですね」と声をかけてきた。しばらくしたらまたやって来て「今通過したのが室戸岬です」とも教えてくれた。
座席が非常口そばで正面に彼女という位置関係。宮崎上空から着陸まで外ばかり見ていたものだから、首が痛くなり、機内に向きを変えたら目が合った。すると、彼女は、あわてて目をそらすでもなく、笑顔を返してくれた。「楽しいですか?」と聞きたかったのかもしれない。こんなにも人間味のある乗務員と出会ったのは初めてだ。
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