第一回教区主催シドッチ祭

2年前外壁の塗装で、十字架もきれいになったシドッチ神父記念聖堂。毎回雨に祟られるシドッチ祭。そんな印象があるが、明け方の激しい雨音に「やっぱり」と布団の中で気が滅入った。しかし、起き出してカーテンを開けると、すでに明るく、雨も小降りになっていた。遠くの向こうでは朝日が輝きを増していて晴れの予感。朝食が終わる頃には曇り空に変わり、教会までの徒歩5分は傘なし。

お御堂で1時間ほど過し、開式30分前、記念碑前に移動。暫くしたら、毎年顔を合わす馴染みの担当者お二人も2人の同僚の方とともに来て下さった。さすが行政の皆さんだ。招待状を受けたらきちんと形で答えてくださった。町長さんが到着されたので定刻10時半少し前、種子島修道院院長さんの司会で開式。

シスターは初回であるにもかかわらず、ハキハキ堂々。力強い開会宣言に続いて、「まず初めに、鹿児島教区司教郡山健次郎が挨拶を申しあげます。」「 世間の生活が長かった」だけあって身内に敬教会近くの名所千尋(せんぴろ)の滝。語を使わないジョウシキをわきまえていて◎。そして、滞りなく式も進行し、如才なく締めくくって「お見事!」と心の中で拍手を送ったとたん、「この後、ミサというのをしますのでよろしかったら是非どうぞ」と宣教活動で締めくくった。「また、次がありますので…」と神妙なお断りが来たのは言うまでもない。

実は、この日は地域の祭りの日。各集落で様々な祭りが催される日。町長さんはじめ役場職員は各祭に招待されて多忙を極める日であることは長年のよしみで周知。初めてのシスターにはそんな理解はなかった。もっとも、宣教活動は相手のことをあまり知らないほうが堂々とできるのかもしれない、と思うことだった。今年から、ヒマワリ祭もあるとかで、「夕方5時からヒマワリ祭が…」と放送が流れていた。なるほど、小ぶりのひまわりが咲き誇る畑をいくつも見かけた。

今回の特筆すべきことは他にもある。町内のお知らせだったかなんだったか忘れたが、シドッチ祭のことを知ったプロテスタント教会の牧師さんと信徒の夫婦が参加されただけでなく、「ブラジル出張の折教会がなかったのでミサに何度か出たことがある」と言われたので、今度はボクが「是非どうこんな家族にも会った。ぞ」。「エキュメニカルで有意義なミサになったのはシドッチ神父様の計らい」と歓迎の言葉を述べたものの聖体拝領の列に並ばれたので焦った。丁重に辞退してもらったのだが…。香部屋でグズグズしていたのでお別れの挨拶もないままでなんとなく申し訳ない感じが残った。

それにしても、鹿児島からの信徒の参加がゼロとはいかがなものか。司祭4人だけでは寂しかった。教区主催になった途端これでは問題。もっと本気で取り組んでほしかった。

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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