豊かな先進諸国の陰り?
世界情勢に疎い、と言われそうだが、NATO諸国で核武装しているのがフランスとイギリスの2か国で、いずれも欧州を守る力はなく自国のためであることを知った。新独裁者が出席する今回の会合を「接待会議」と呼んだ評論家がいた。
機嫌を損ねて脱退されたら困るので、何とか引き留めるためにみんなが気を使っているのだという。世界レベルでも忖度があったことにがっかりした。
力による平和を豪語
イラン制圧に成功したのは力の勝利!誇らしげに宣言したイスラエルの首相が兄貴分の独裁者と重なった。そんな流れに呼応するかのように、EUの人々までも浮足立って軍事力信者になりかけている。
兄弟分で、しかも先住民族をせん滅しようとする。なによりも、宗教国家が宗教国家を亡き者にしよとする。長男の権利をだまし取った狡猾なヤコブの話が蘇った。創世記25.27。そう言えば、イエス様を十字架にかけたのもイスラエル人だった!
待ってください!
と、今こそ声を上げるべきはずの日本の出番がない。というより、影が薄いのはどうしてか。今こそ、80年の間、どこの国とも戦火を交えていない日本の出番ではないのか。先進諸国がおたおたしている今こそ、泰然自若、日本流平和構築の秘訣を発信しなくちゃ!
そうは言っても、忖度の先進地には無理か。それに、来る7月20日には過半数を獲得できるかどうかで頭が一杯の状態ではそれどころではないのかもしれないが。いずれにしても、外交の腕を上げて”外交による平和の勝利宣言”、できないものか。

司祭館玄関横のパキラ凛として美しい
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