三つ目となる卒園式は様々な問題に揺れた県最東端の町志布志

自然体で

かつての聖堂が園舎となった名物園舎

かつての聖堂が園舎となった名物園舎

フェリーとバスを乗り継いで行くいつものコースを車に変更。一時間40分のドライブ。「卒園式はお御堂です。」あの小さなお御堂で?と驚いたがさすがにぎゅうぎゅう。賞状をもらいに来る子供たちは格式張らずに自然体。それでも、何度も練習したらしいことは、どこで礼をし何処で向き直ってみんなに自分の将来の夢を語るか戸惑う子もいたりしたので分かった。そういえばこの方式、ボクがいた頃、誰かが提案した。「大きくなったら幼稚園の先生になりたいです。お父さんお母さんいつも優しくしてくれてありがとう。」事前に、どんなことを感謝したいかを子供たちに聞くことになっていて、ボクの頃は、「サッカー選手」が多かった。今日は、「科学者になりたい」という子もいてずいぶん学究的に?なったようで頼もしかった。

地域密着

幼年消防クラブ修了式

幼年消防クラブ修了式

挨拶と言うことだったが、こどもたちにはいつものように、三つの目の話、父母たちにはここでも「手作り」の話。園長の後に立たれたのは二月に就任されたばかりの新市長さんご自身。お孫さんが在園だと聞けばナットク。大変気さくな方で安心した。園舎建て替えの件に関しても協力してもらえそうで安心した。幼稚園の特徴の一つに、モンテッソーリ教育とは別に、「幼年消防クラブ」があること。卒園式の時、一年間の訓練終了の証しとして立派な賞状も授与されることになっている。今回は署長さん直々の授与だった。運動会では、消防服に身を固めて、「火遊びをしない七つの誓い」もなされる。近くの小学校の校長先生の挨拶もあって地域密着も変わらない。

最後は悲しい

分かれは悲しくても希望の春

分かれは悲しくても希望の春

こどもたちはやはり泣いた。「さようならぼ~くたちのようちえん~ ボクた~ちのあそんだ にわ~…」とたんに泣きだす子が続出。しばらくして納まったかに見えたが、「さ~くら~の は~な~び~ら ち~る~ころは~ ランドーセルの~いちね~んせい」でまた顔くしゃくしゃ。こんなにたくさんの子がなく卒園式は初めて。一人の子は写真撮影の時まで続いた。たまらずに写真屋さんがなだめに入った。「ちゃんと顔上げよう。ね、最後なんだから。」「ダメダメその言葉がダメなんです。」すかさず、母親が制したのがおかしかった。最後というのは子供にとっても悲しい響きがあって、しかも、「大好きな先生や友達と会えるのは今日が最後」と思うと、もう世の終わりのような悲壮感に包まれてしまうに違いないのだ。半端な宥めで癒されるようなカルイものではないらしかった。もっとも、謝恩会の時は上機嫌。当時の子供たちの動向も分かって、ユリエちゃんは心理学専攻、ハヤト君は先生を目指してそれぞれ4月から大学生になるという。「あの時の園長先生でした」というお母さんもおられて、「カイトくん、名前が独特だったので覚えています。」思いがけない再会もあって、ボクとしても名残は尽きなかった。

 

 

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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