いつかも紹介したゆらいあい。ゆらいは集うという意味の奄美語。つまり、奄美の方言。要するにシマグチ。あいは合い、会い、そして愛。どちらの意味も込めてひらがな。
レデンプトール宣教修道女会の元学生寮を開放して第二、第四土曜日に開かれる信者たちのボランティア活動。ボランティアを含めて毎回40-50名がゆらい合う。今日は少なめだったが、10年間休むことなく続いている。
午前11時のミサは、市内各教会、修道院の司祭たちが持ち回り。年数回、全員割り当てが当たり前になっている。大きな活字での分厚いミサ用ファイルが整備され、よく祈りよく歌う。そして、お楽しみのお昼は管理栄養士の手になる季節感あふれるメニューで、栄養バランスはもちろん見た目、味ともに好評。食事が始まると、メニューの解説がなされ、まるで高級レストランに来たような気分だ。向かいのご夫婦はMEのメンバー。ご主人が96歳、奥様が92歳。すでに旅立たれた方が多い中で皆勤賞。
食事が終わると、「ごちそうさまでしたと」帰るわけにはいかないのがミサ当番司祭たちの悩ましいところで、講話の時間が待っている。ボクの場合、毎回教区の現状だったり、日本の教会の動きなどが主だが、今日は、アドリミナについての質問があって、意識の高さについ饒舌になった。今日、霊名の記念日を祝うベネディクト助祭とフランシスコ神学生が同伴したので、二人からの短い挨拶も。とくに、フランシスコは得意の喉を披露できたので大満足。
お話を聞いた後は、スモモジェリーのスイーツにスイカという心にくいお・も・て・な・し。すっかり満足したところで閉会の歌。参加者の一人が書かれたという額に入った美しい文字の“いつもよろこんでいなさい”が定番。再会を約束して閉会。外では、送迎のボランティの車が数台待っていた。少し大げさだが、みんなが一丸となっている姿を感じて嬉しかった。
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