狭い国土に適正な数
そう書いたのは我らが奄美新聞。奄美春秋の今朝の筆者の結論はこうだ。「狭い国土に適正な数にこれから落ち着くと考え、順応していく発想の転換が必要ではないだろうか。」その通り!思わず声を上げた。日本広しと言えども、奄美発の新発想が嬉しかった。
600万ほどの小国シンガポールの豊かさは日本の比ではない。30年ほど前のことになる。成田空港を出るのに長蛇の車列。あちらではすでにETCが町中の高速道路にあった。しかもゲートらしい物はなく、運転席に置かれた小さな機器が2ドル引かれたことを示して驚いた。
狭い国土に適正な数
なぜそういう発想になれないのか。あえて繰り返した。人がいる限り、出生ゼロはありえないではないか。計画性のない自分が言うのもなんだが、日本の政治家には思想というか哲学というか先を見通す能力が欠如している。「目先の課題で精いっぱいなんだ」という。
「それでは政治家になった意味がないではないか!」とまた腹が立つのだ。詰め込み教育で正解を出すことばかり教えたので、大人になっても、目の前の問題を解くことばかりで今後の展望を開く道筋を考えても選ぶ力がない。間違ったらどうしよう、選べないのだ。
選びこそ人間らしい姿なのに!あ、また評論家をやってしまった。

ゲッカビジンソウ。教会の庭の片隅に放置?されていたのに!
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