滞在先のナコンパノムンを離れたら手持ち無沙汰になったが書くことがまだあった

旅の雑感

テイアさん親子。父の夢は日本で働くこと

テイアさん親子。父の夢は日本で働くこと

日本ではまず見ることのない光景に出くわすと思いがけない発見をしたようで楽しくなる。125ccほどのバイクに4人もまたがっている姿に驚かなくなって久しい。それでも、タイとの付き合いが30年にもなるというのに、新たな驚きとの遭遇にはこと欠かない。

雑感その1

行きのことだが、バンコクで国内線に乗り換える時だった。チェックインカウンターで働く若い男性スタッフの手にソフトクリームを見た時は、思わず我が目を疑った。1人だけではない。3人も!しかも、いずれも二十代かと思われる男ばかり。男がソフトクリームを舐めるのが珍しいというのではなく、近くのカウンターでは、乗客のために一生懸命働いている女性たちがいるというのに、ソフトクリームを舐めながら勤務につくことに、珍しさを通り越して、一喝したくなったのだ。確かに、多忙な状況ではなさそうだったが、だからといって「ナンダその態度は!」

日本なら厳しい抗議が行くこと間違いない。「勤務態度」が問題になることなどないのがタイの大らかさなのかもしれないとは思うが、それにしても、だ。

雑感その2

もう一つの珍しい遭遇は、帰国時の出発ロビーでの話し。このところ、機内ではマスク着用がクセになっているが、レストランで外したあと見当たらなくなった。手荷物チェックを済まして出発ロビーに出ると、御誂え向き、目の前の薬局に飛び込んだ。すれ違った店員さんに聞くとレジ近くの棚に案内された。

アンタらはロボットか?!

彼女はレジの前に立つと背中を向けたまま、肩越しに右の手のひらを返したのた。まるで後ろに目があるかのような正確なタイミングに驚きながら、棚からとったばかりのマスクを乗せたら彼女はそれを無造作にレジ台に置いた。すると、反射的にレジの女性がサッと左手をだしたのだ。この2人の一連の動きは、まるでプログラムされた組み立て工場のロボットの正確さで、無駄がなく小さな感動だった。

ワンダーラン

ナコンパノム全景。向こうの山脈はラオス

ナコンパノム全景。向こうの山脈はラオス

ともあれ、財布を取り出しただけのボクに頂戴をしたわけで、これは文句なしに失礼。子供が親に小遣いを無心しながら財布の中を覗くのに似て頂けない。ソフトクリームほどの違和感はなかったものの、これも日本で遭遇する可能性はまずないと言える。しかし、このケースでは、無言のまま手を出すだけでことがスムーズに運んだので、想像しただけでもなんだか楽しくなる。それでも、「デモネ~」と言いながら、結局は単純に笑って済ませる程度の話しということになるのだが。それにしても、日本を出ると、アジアの国はどうしてこうも話題に事欠かないのだろうかと思う。やっぱりワンダーランド?

クール!

さて、これまでのタイの旅で最長となった今回だったが、行きは良い良い帰りはナントカの真逆。まずタイ出国。ワット神父さんが、同行したこともあってチェックインがあっという間にすんだ。おかげで、昼ご飯を取るゆとりも。スムーズさはこれに尽きなかった。神父さんと別れて出国審査へ。入り口でパスポートを提出すると、何故か列から外され、すぐに手荷物検査に通された。これも難なくパス。その後のマスク問題は書いた。問題は、関空に9時35分着、入国審査で並ばされ、荷物を取ってホテルに着くのは恐らく11時半過ぎという予測に少し気が滅入っていたが、これが見事に外れ!開いたパスポートを読み取り器に置き、正面を見る。左から矢印が動き出して”読み取り中”のメッセージが現れ、しばらくしたら左手の小さなガラス戸がスーッと開いて終わり。その間1分ほど。顔認証ということは新聞で読んだことがあるが初体験。コレはクール!久しぶりに日本を誇ってもいい気になった。というわけで、10時過ぎの入室が実現。「次回は格安は使うまい!」と堅く肝に命じながら冷酒での帰国祝い?もかなった。

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☆神に仕える身でありながら、カミガミ(紙々)の要らない世界を標榜する人間の一人として、電子メディアに自分の思いを綴ることは大きな喜びです☆本を書かない代わりにここでいろんなことを書いてみたい。

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