カミガミの攻勢に日々さらされながらも防戦一方とは言え、たまには目からウロコの新発見も

市内にもこんなホッとする空間があった。なぜかロザリオでつながった。 それでも!Blog

新年早々ですが

新年早々当たり障りのあることを書くが、受け取って「えー!」と困惑するのが贈呈本。本はよく買うしネットで注文もするが、頼んだ記憶のない本には拒絶反応が先に立つ。中には、愛読書になったものももちろんある。最近では、恩師渾身の邦訳「キリストに倣いて」。新しいタイトルは「キリストを生きる」。さすがに、恩師とあれば、すぐに開封したが、気が重いことに変わりはなかった。だが、実際は大変読みやすく、それに、文字通り霊的読書としての価値大。「初志を忘れるな」という恩師の心遣いかとありがたく読ませてもらっているが。

目からウロコ1

いずれにしても、山のような郵便物の中で注文してない本だと分かると否定的な気持ちが先立つ。昨日受け取った郵便物に何やらそれらしいのがあって、部屋に持ち込んだものの一番最後に開封した。しかし、本のタイトルが「ロザリオ 信仰の花束」だとくれば、ほっておくことは出来ない。しかも、自分では忘れてしまったが、ロザリオの祈り推奨のブログに共感されたのだという。ともあれ、この本は読むためのものではなく、四つの神秘をより深く黙想するための手引書。喜びの神秘に始まって光の神秘、苦しみの神秘、そして栄光の神秘と続き、各神秘についている五つの黙想、つまり、喜びの神秘の場合だと、第一の黙想はお告げ、第二はエリサベト訪問…と第五まで行くと一環ということになる。

目からウロコ2

しかし、この本に従うと、第一の黙想お告げではさらに五つの黙想をすることになる。しかも、最初のページにある神秘を描いたイコンの解説に続いて、聖人などの文書朗読と短い祈り、そして一連を唱えて次に進む。因みに第一の黙想は①神は天使ガブリエルを遣わす②天使の挨拶③メッセージの内容‐いと高き方の御子④メッセージの内容‐神の御子⑤マリアの答えとなっていて、各黙想の終わりに一連を唱える。こうして、喜びの神秘は第五の黙想まで行ってやっと終わることになる。だから、本の厚さも290頁近くになる。しかし、先を急ぐこともないのでじっくり祈りたい人にはどうということはない。今日は、韓国インチョン教区の叙階式で鹿児島教区のビアンネ神学生が助祭叙階を受ける日なのでその時間に合わせて本書を使って早速ロザリオの黙想。「いいかもしれない」というのが正直な感想なので、「お勧め」するほどの勇気はないのだが、各自が試す価値はあるという意味だ。

注文

〒359-0042所沢市並木2-3-4-303 山口 良路様 定価1800+税 ℡04-2995-1699

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