二度あることは三度あるのことわざ通り、三度目のハプニングに見舞われた

またやってしまった

まさに曙さし出でるさま

まさに曙のさし出でるさま

「明日はロー神父さんのところでホテルで一泊し、翌日小教区でミサを済まして帰る。」「エッ!2,3,4と言ったから二日分の着替えしか持ってきてない。」「いや、もうホテルも予約した」と言ったものだから、カチンときた。「なんで、前もって聞いてくれなかったのか。ボクは、予定通り明日帰るので、ホテルはキャンセルしてくれ。」「アンタにそういったじゃないか!」「そんなの聞いていない!」「もてなしてあげようと思ったのに…。分かった!そうする!」ひと悶着の後、声を荒げて出て行ったきり無口になった。”アーアまたやってしまった”が後の祭り。部屋に戻って、ひ人には許しなさい、と言いながらおかしい。」同行の弟からたしなめられたものの、「それとこれとは、違う。」「いや、同じこと。」混乱したまま床に就いた。

和解の朝

ベトナムーラオスでの車窓風景

ベトナムーラオスでの車窓風景

いつもの時間に起きて朝の祈りをしながら、「着替えぐらいどこかで買えばいい、と気がついたとたん、気が楽になった。」4人でミサを済まして、食堂に降りた。しばらくしてワット神父さんが下りてきた。なんというタイミング。しかも、彼の方から声をかけてきた。「今日帰ろう。うちで作って食べよう。」ニコニコしながらいうではないか。まるで、聞かん坊の弟をなだめるかのような穏やかさで。「そうじゃない。まずアンタに謝りたい。夕べはゴメン。やっぱり泊まることにした。アンタの言った通りしたい。」「いやいいんだ。もう手を打ってあるから…」カクカクシカジカ。あとから来たロー神父さんに事の次第が告げられ、コーヒーを飲む間もなくホテルの再予約に小教区への連絡に追われることに。こうして、ラオスを通過し、神父さんの教会につくまでの長いドライブは持ち前の明るさが戻り、終始和やかでにぎやか。遅い夕食を取り、メコン川河畔のホテルに向かった。着替えを買う時間もなく、着た切り雀で10時就寝。

ラオスからの朝日

祝福を受ける観光客

祝福を受ける観光客

今日5日の主日のミサは11:00というので、6時の日の出をも見て、マーケットをブラブラしてミサへというのが予定。その朝日を観ようと川べりに向かった。川べりといっても、川を見下ろすような国道沿いの広い歩道が絶好の場所。道路沿いには、托鉢のお坊さんたちを迎える人々が、寄進の品々を用意して待機していた。ホテルの従業員もテーブルに乗せられた寄進の品々を置いて待機。一個53バーツ(約300円)。もちろん観光客に買ってもらうため。寄進を受けると、お坊さんからのお祈りのお返しがなされていた。ところで、昨年、見た朝日はもっと感動したように思うが、今回のものは、何故か迫力に欠けた。初めての弟の感想も。「思ったほどじゃなかった。」

 

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