タイ旅行のつもりが急遽ベトナムの聖地巡りの巡礼の旅に

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いざ、ベトナムへ

国連肝いりのアジアハイウェーを南下

国連肝いりのアジアハイウェーを南下

「弟の娘家族がフエに来ているらしい。ベトナムにも行きたい。」突然の提案にさすがのワット神父さんも、「いいかも、考えてみる」と言ったものの、「やっぱりそれは次の機会にしよう」との返事が来た。ややあって、「2,3,4の三日間行くことになった」との返事に、弟に姪といとこが歓声を上げた。こうして、初日の今日は、早朝4時にミサを澄ませ、5時過ぎに家を出た。コーヒーを飲む間もなく、まだ明け染めぬナコンパノムンの町を南下した。夜が明けると、2日から始まる学校に向かう子供たちが目についた。正月休みがないというのは、日本人にしてみればヘンな感じだが…。

犯罪者の席に

ベトナム人共同体の小教区

ベトナム人共同体の小教区

8時過ぎに、今回の小旅行を企画したワット神父さんの甥の小教区に到着。ここは、ベトナム戦争から逃れた人たちの小教区で、ベトナム専門の旅行会社もある。トヨタの10人乗りがすでに待機していた。コーヒータイムの後、9時に出発。久しぶりのベトナムにワクワクしながら向かったものの、そうは問屋が卸さなかった。入国管理事務所でケチがついた。パスポートに挟まれているはずの、タイ出国時に必要な紙切れが、弟とボクの二人だけにない。そういえば、部屋のテーブルで見たような気もするが、取りに帰るには遠すぎる。結局、警察署に行って、証明書を発行してもらうことになった。人の好さそうな係官が対応してくれた。カウンターの前に座ってみると、目の前のコンピューターの裏面には「CRIMES2」とステッカーが貼ってあった。弟には「CRIMES3」とあった。ここは、通常、犯罪者が尋問を受けるところであるらしいことが分かって二人で顔を見合わせた。幸い、複雑な尋問もなく、同行したロー神父さんのおかげでなんとか証明書をもらうことができた。往復一時間のロスの後はトラブルもなく、最初の目的地ラバンの聖地についたもの、ラオスから山を越えたあたりからあめになり、やがて本降りとなった。今は、雨期の終わりで、時々こういうことがるのだという。出現されたマリア様の前でみんなでロザリオ一連。

午後2時ベトナム入国

午後2時ベトナム入国

ラバンの聖地

心穏やかに忍耐しなさい(聖母からのお言葉)

心穏やかに忍耐しなさい(聖母からのお言葉)

ラバンの聖地は大聖堂の建設が8割がた済んでいて、今年中には献堂式を迎えるのだという。かなり壮大なもので、献堂式にはさぞ多くの巡礼者で賑わうに違いない。フエの町に着くころはすっかり暗くなり、新年のネオンで町は賑わっていた。レストランで夕食を済まし、受け取ったレシートには140,000,000ドンの数字が。思わず笑ってしまった。

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