奇異に感じたこと
連日、コロナウイルス感染のことで真新しいこともないようなので、お昼の時、BSで世界のニュースを見ることに。フランスのテレビ局は、海洋汚染のことを取り上げていた。何と、洗濯が問題だと聞いて思わず釘付けになった。化学繊維を素材とした着物が大半だと思うが、洗濯機で攪拌されることで、数ミリのごみが出るという。世界中の洗濯機から出るこのごみの量は膨大なもので、正確な数字は記憶にないが、確か、ペットボトル何億本分にも相当するという。プラごみというと、買い物袋や容器などが思われるが、洗濯機から排出されるとは初耳で驚いた。このごみを排出しないで、回収する洗濯機の開発も進んでいるという。日本ではどうなっているのか。さすが、フランスのテレビ局だと感心してふと気がついた。話している女性キャスターはこの真冬に夏姿。局内の暖房のせいだとすぐにわかったが、今度は腹が立った。ガンガン暖房をたくのにどれほどのエネルギーを消費しているのか。どれほど温室効果に寄与していると思っているのか。全くちぐはぐ。分かっているようで分かっていない。日本だったらすぐに投書するところだが。
奇異に思ったこと
さて、日本のテレビに戻って、提案したいことがある。ウイルス感染予防の決め手は、手洗い、うがい、マスク。マスク以外はかねて励行していることだが、もう一点は手袋。引退後上京する機会も減ったが、夏場以外は手袋を欠かさない。ある時、シャツの襟の汚れが鹿児島より目立つことに気がついた。目には見えないが、東京の空気は相当汚れているからだと思った。それ以後、手袋は放せなくなった。横道にそれたが、手洗いの励行がなぜ言われるかというと、あちこち触った手で顔や口に触れると感染することになるからだ。で、言いたいことは、手洗いも必要だが、なぜ手袋を進めないのかと思う。手が汚れないことは、使ってみて分かることだ。直接触っていないのだから、20秒も洗う必要はない。もっとも、寒い時期なので、奨励するまでもなく大半の人が着用しているからかもしれないが。手袋の効用を強調すると、今度はあらゆる手袋が品薄になるのを恐れているのかもしれない。ともあれ、一日も早い終息を祈るばかりだ。
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