想定外のお昼
鹿児島マラソンの今日は悪天候が予想されていたので、すでに走りをやめた身であるとしても、氷雨の中のランニングはさぞつらかろう。何よりも、警備に当たるボランティアは立ちづくめで風邪でも引いたらどうしよう。ひとごととはいえ、雨音を気になりながら床についた昨晩だったが、明けての今朝は、何と、絶好のマラソン日和。ホッとした。8時半過ぎ、無事故の大会であることを祈りながら紫原教会に向かった。ミサ後、1時間ほど話したところで、「予定の11時を過ぎてますので」と制止されて話をやめた。「じゃ、続きはお昼を食べながらでも・・・」。食事なしで、お茶だけと分かってあわてた。「お昼はどうされますか?」「いや、多分弁当が出るはずだから食べてきます。」同居の司祭にそう言ってきたこともあったので少し慌てたというわけ。それはともかく、ミサ後集会室にいって出されたお茶をすすった。そのおいしかったこと!「もう一杯」と思ったとき「食前の祈りをしてから・・・」誰かが遠慮がちに言った。まもなく、食前の祈りが唱和された。終わったとき、また余計なことを言ってしまった。「ほらやっぱり弁当が食べたくなったでしょう。お茶は半分だけの祈りでいいのです。」結局、残れる人は弁当を食べて帰ることになり、急遽購入されたほぼ全員分の弁当が運び込まれた。和やかな会食になったことは言うまでもない。
雨にもめげず
すぐ下のバス停から所用で出かけた。それというのも、いつ購入したのか、いつベルトがだめになったのか記憶にないほど年期のいったカシオのスポーツ時計。電池交換の記憶もないというのに、時刻はともかくとしてちゃんと今日の日付を刻んでいる。しかも、毎朝、5時半過ぎにはチッチッと小さな音を出す。バンドを着け直さなければと思いながら数年が経った。黙想会からかえってふと思い立ったワケ。ともかく、小学生よりも安い80円でふらりと出かけられるのははなはだ便利で快適。天文館周辺はマラソンを走り終えた参加者たちであふれていた。町中の時計店ではこの手の時計は対応できないというので、量販店がいいと勧められた。それでも、もう一つの件はあっさり片付いたので80円で早めに帰ることができた。雨はかなりの本降り。気がついたのだが、桜の木に群がるヒヨドリたちは雨が大好きらしく、快活にさえずり合っている。マラソンに参加した皆さんは雨に遭わずにホッとしているだろうに、ヒヨたちは逆のよう。昨日も雨の中をはしゃいでいた。脈絡はないが、昨日、雨の中を電停から歩いてきたという物静かなyoucatの高校生たちが思われた。
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