4年前の悪夢
数年前にも書いたことだが、「野菜食を始めてこの十年風邪をひいたことがない」と自慢していたそのボクが、ポーランドでのワールドユースデー帰国直後、深夜、かつてないほどの強烈な咳に思わずベッドから飛び起きた。目が回るほどのひどさで壁にもたれながらやっと持ちこたえたものだ。さすがに、「病院に行かなければ。」しかし、ネットで調べるとお盆の真っ最中とあって、近くの病院はどこも休診。唯一谷山生協病院がオープンと分かった。少し遠いが仕方がない。朝食をとることもなく出かけることに。熱を測った看護師さんが、「38.5分もあります!」と驚いた。「肺炎になりかかっています。」先生が見せたレントゲンの写真の肺は確かに白いもやがかかっていた。「どうされますか?」つまり、入院するかどうかと聞かれたので、「明日また来ます」と即答した。一週間は通う必要があると言われたが、「大丈夫です」と強気に答えた。4年前のことだ。そのとき以来、「年を取って弱くなったらしい」と素直に加齢を意識するようになった。そして「とくに季節の変わり目は気をつけなくちゃ」との自覚も深めることになった。
一体なぜ?
そんな悪夢が蘇るようなコロナ禍のニュースの数々。暖かさが増してきたとはいっても、朝晩はボクにとってはまだまだ冬。気を抜くことなく冬着をキープして万全の対策を怠らなかったというのに、先週の土曜日、小一時間の野鳥観察ウォーキングから帰った時のことだ。どうも喉の奥に違和感が。もしやと思ってしっかりうがいをし、常備薬のパブロンを一服して就寝したというのに、朝起きてみたら間違いなく風邪症状。睡眠は8時間も取っているというのに、「一体なぜ?」思い当たることがあるとすれば、小一時間の野鳥観察ウォーキング時に汗をかいたものだから、帰宅後シャツを取り替えたことはなんどかある。それとて、別に悪寒がしたわけでもない。これまでだと、他のことに紛れて乾かしたものだが、今回は、すぐに着替えて「オリコウサン」と自分を褒めたほどだ。ともあれ、復活の主日の公開ミサはしないことになっていたので好きな時間に一人で日中のミサをすることにして、5時夕食7時就寝。
孤独に主の復活
結局いつもの時間に目が覚めたものの頻繁なひどい咳き込みのせいか腹筋痛。それに、体全体のつがいが緩んだようなバラバラ感はやっぱり本物の風邪らしい。7時にミサを捧げて、10時に信者が持参した卵を祝福し、その後夕食まで、買いためてあった電子書籍をひたすら読んだ。これについてはいつか紹介したいが今日は割愛する。こうして静かすぎる復活祭の一日が過ぎた。
最悪の復活節初日
「月曜日からのミサはいつもの通り」と教会報には記したもののできれば休みたかった。それでも、復活節初日、マスク姿で頑張ったものの激しい咳でしばしば祈りが中断。ミサ後、さすがに信者たちが心配したので「自粛」することに。時期も時期だけに、朝食後病院に電話したら、発熱外来に来るように言われたので早速出かけた。病人訪問にも何回か来たことがあるのですぐに分かった。この時期千客万来かと思ったが2人目。検温に始まり採血にインフル検査。結局いずれもコロナにつながる症状は見当たらず普通の風邪という診断。ホッとしたせいか、手元の売薬では好転しなかったのだが、一回の服薬で咳が軽くなったように感じたのがおかしかった。今日は8割方良いのだが、感染防止のため大事を取って幼稚園も野鳥観察ウォーキングも今週は自粛。一杯本が読める。今週はボクの読書週間。今朝のミサも自撮りモード。ナンデコウナルノ?!明日はちゃんとしたい。
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