カミガミのない生活を標榜する身として嬉しい気づき

お手本はお隣韓国

記憶が定かでないが、10年以上も前のことかと思う。指宿時代、信徒に聞いたことだが、数名の韓国人司祭たちが訪問してミサを捧げたときのことだ。当然日本語のミサ典書しかない。心配ご無用。全員がスマホを取り出してミサを始めたものだからびっくりしたという。

「韓国は日本の20年先を行っている」と聞いたのはずいぶん前のことだ。今年の初めの頃だったか、教区の機関紙の編集長という韓国人司祭のインタビューを受けた。秘書の女性が見せたスマホには、ボクの話が韓国語で表示されていたのだ。自動翻訳機だ。

「日本では今もファックスを使っているんだって!」韓国人の驚きにオドロイタものだ。そういえば、幼稚園から大学までネットでつながっているとも聞いたことがある。「これは石の端です」と聞いて、それでもたたいて渡るのが日本人。韓国人は「石でできている」と聞いただけで何十メートルも先を行ってしまう。ガンバレニッポン!

聖書と典礼がなくなったらどうしよう

有り難いことに、引退した今も、送られてくる聖書と典礼。「今後紙はやめます」となったらさすがのボクも困ってしまう。それというのも、書き込みができ無くなってしまうからだ。場合によっては上段中断下段、とにかく空きスペースが赤文字で埋まる。

青ペンで囲み①として隣の頁の囲み②に長ーい矢印を引いたりするのも普通。とにかく落書きだらけなのだ。「説教は10分以内」という司祭たちへの教皇の提言もあるし、「10分以上の説教を信者は聞かない」という神学校での教育も忘れていない。

あ、そうそうカミガミのない話だった

韓国社会には遠く及ばないとしても自分なりにやってはいる。日本でもかなり普及しているとは思うが、教会の祈りのスマホ版。賛歌がなかったり、相変わらず完全版ではないとしてもありがたい。

祈りの島らしく、主日のミサ前のロザリオは各玄義の前にシマ独特のお祈りが付く。「主イエスよ私たちを憐れみ、特に救いを必要としている人々を天国へ導いてください」だったかな。いまだに自信がないのだが。

”ロザリオの祈り”で検索したら、どこかの修道会のページで同じお祈りが見つかった。早速ダウンロードして重宝している。そういえば、ユーキャットの聖書も参加者のスマホに取り込んでもらっている。信者のスマホには聖書を!これもことあるごとに推奨している。

ガラテヤの信徒への手紙 聖ヨセフ

数日前に寄贈を受けた教皇講話集。赤線を引きながら読んでいてふと思ったのだ。「写メで保存したら?」読んだ本は本棚には置かないのが基本。”ご自由にお持ちください”のコーナーへ。今後はこれまで以上に心置きなく出せる。響いたところは手元に残ったからだ。

是非一読を!

是非一読を!

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