プロジェクト会議。何やらたいそうな名前だが、そうなのだ。昨年だったか、男性有志数人が集まって教区財政再建に資する頭脳集団?を目指したもの。
その結果、「教区でもソーラーパネルを普及させよう」との提言が実現に向けて動きだした。しかし、回を重ねてもなかなかヒット商品?は生まれず、「経済的に豊かな教区」から「より良い教区づくりを目指して」へとシフトしつつあるのが現状。昨夜の会合では全員がその方向で行くことに同意。早速、若い世代に向かっての働きかけがなされることになった。
30代40代(もちろん50代も-20代は後日-)の働き盛りで人生の上り坂を行く最もパワフルな人材が各小教区に埋もれている。その数は、信徒名簿を開くまでもなく、たちどころに十指、いや、20指、30指に余ることが判明。こうした人材をどう発掘し、若い感性での教会運営をどう実現できるか。
もっとも、教会と言っても男性だけがいるのでないことは言うまでもない。しかし、「やはり男性」。社会の中だけでなく、教会の中でも中心にいてほしい存在。彼らなしに教会は機能しないと言っても過言ではない。その男性一同が名を連ねる連合壮年会も青息吐息の状態。事実上の老年会になっているのは否めない。そのことに、当人たちが気づいた意味は大きい。
教区の大きな目標の一つに青少年の信仰育成があるが、元気な青壮年の活力を教会のエネルギー、実働部隊とするにはどうしたらいいか。アジア司教協議会の青少年司牧のポリシーは「若者による若者へのミッション」。司教、司祭は後ろから見守るというもの。同じように考えるなら、「中高年の中高年による中高年へのミッション」ということになる。
「壮年会という言い方も問題。中年もよくない」との意見も出されたので、「ヤングアダルトの会」、頭文字を取って「ヤアの会」はどうか。つまり、みんなが思わず笑顔になって「ヤー!」とハイタッチしたくなるような教会を目指すという意味だ。
次回のプロジェクトは9月4日(木)午後6時本部棟三階書記長室。興味のある方は参加自由。男女司祭不問。明日から韓国でアジアンユースデー。台風が心配。請祈。
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