たとえ少数派であろうと自由が制限されようと頂いた信仰の恵みは弱まるどころかますます元気になるいい話

 ラオスの教会

ビエンチャンの教会ラオスの人口は700万人。ほとんどは仏教徒で日本と同じようにカトリックは少数派。27歳のヨセフ君は子供の頃、クラスの先生が「仏教徒でない人は?」と聞いた時手を挙げたのは彼一人だったという。この状況は日本と同じ。カトリックは45,000人なので当たり前だと思うが。司教は4人でも使徒座直轄で独立した教区ではない。しかも政府は共産主義。当然信仰の自由は制限されている。

ラオスの若者

 

タイから養成者を迎えてのリーダー研修会そんな国のカトリックの若者たちが今元気。三年に一度、アジアのカトリックの若者たちが集う「次のアジアンユースデーの開催をラオスで」と準備にいそしんでいる。「状況が厳しければそれだけ信仰は強くなります」と心強い。そんなかれらの強い味方が対岸のタイの若者たち。彼らはしっかりした養成を受けている上にラオスとタイはお互いに自分の言葉でも通じ合えるので友達としての信頼関係も築きやすいのだという。

タイの信仰はラオスから

 

たまたま見かけた天理教の掲示板。ラオスの若者たちの心意気はこれ。そういえば、いつかタイのワット神父さんを訪ねた時、メコン川を渡り、ラオスを経由してベトナムのフエという古都を訪れたことがある。案内の女性とワット神父さんが話している言葉の違いは分かりようもなかったが、お互いに自国語で話していたということだった。奄美の方便がは集落ごとに違うがそれでも通じるようなものかもしれない。そういえば、タイの文字とラオスの文字はよく似ている。カトリックもラオスからメコンを渡ってタイの東北ターレにもたらされた。

AYD目指して

それはそうと、間もなくやってくるインドネシアで開催される第7回AYDのテーマは「喜びにあふれたアジアの若者!多文化国アジアで福音を生きる」。もちろん、ヨセフ君をはじめラオスからも多くの若者が参加を楽しみにしている。*今日配信のUCANEWSより編集。

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