昨日と今日、全国の青少年担当司祭が多治見に集合。山の町というイメージだが、予想以上に暑いので驚いた。駅からはバスで170円の近場だがバスを降りて時計を見ると12時半。バス停近くの回転ずしで豪華な?お昼。帰りの今日分かったことだが、寿司の後、バックしたのがいけなかった。そのまま進んでいくと多治見修道院の秀麗な景観を正面に捉えることができたはずなのに。道に迷ったら初めに戻れ、の原則に従ったのがよくなかった。いや、おかげできれいな紅葉にも遭遇したのでラッキーだったと言ったほうがいい。ともあれ、思いがけない散策?を楽しむことがきた。
2時からの会議は、クラクフでの準備会議に出席した事務局スタッフ2人からの報告を聞きながらということもあって、ポーランドが一段と身近になってきた。そして、出された夕食はポーランド料理カプシニャク。ソーセージとキャベツがメインの野菜スープ。他に、肉少々に人蔘、ジャガイモは脇役程度。さすがの僕でもお代わりしたほど。鹿児島の若者たちとポーランド料理を作る集いを持つのも楽しいかもしれない。
明けての今日は7時、小教区のミサに便乗。主司式を依頼されたのでこちらペース。昼間は想像できないほど早朝の聖堂は冷えた。それでも、常連らしい5、6人の信者がおられた。
9時からの会議では運営委員が各管区から一人づつ選任され、次回からは事務局と運営委員との会議となる。10時半で終了。散策の後、弁当でのお昼で終了。
当初、2時終了予定だったので6時半の飛行機には間がありすぎる。で、急遽、名古屋観光に。「尾張名古屋は城で持つ」と言うくらいだから当然名古屋城。ということで、空港ではなく名古屋駅に直行した。「ボクの飛行機は6時半ですが、名古屋城に行く時間がありますか?」案内所の女性が「よくある質問」と言わんばかりに、慣れた手つきで赤のボールペンで印をしながら、「十分です。地下鉄で5分、乗り換えて5分、片道10分で、往復20分。4時空港に向かうとして、中で1時間回れます」と言って地図を渡した。地図を片手に向かったチケット売り場。女性の制服は、半纏ならぬお尻の辺りまでの半キモノにズボン。入場料500円。
初めての名古屋城は城壁も老朽化して大掛かりな修復作業が進行中で、大型クレーンがゆっくりと稼働し、それに付属の来客用御殿も修復中とあって少し興ざめだったが、宮大工の作業の様子や完成したばかりの金箔の襖や竹林の虎の絵を鑑賞することができたので帳消し。戦の砦としてのお城を愛でるのは如何なものかと思わないわけではないが、当時の人々の高度な芸術的センスを評価する価値はある。全館オープンは来年6月。ちょうど1時間で退出して地下鉄で金山-空港。
9時少し過ぎ帰館。
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