山の家での誕生会
8月20日、これほど自分の誕生日を心待ちにしたことがあるだろうか。そうなのだ、定年の75歳になるからだ。MEの仲間有志数組が祝ってくれるというので有志所有の山の家に招かれた。日曜日とあって11時のミサで始めることに。本来ならば、ミサ後、簡単にお昼を済ませてパークゴルフで数時間を過ごし、温泉で汗を流してバーべキューに備えるというのが定番。しかし、詳しい経緯は知らないが、地域一帯への温泉供給が停止し、おまけにゴルフ場も閉鎖というダブルパンチに今回の集いはすっかり様変わりした。
思い思いに
お昼の後の団体行動はなく、各自思い思いに過ごすことに。数年前カトリック幼稚園の園長職について大活躍中の元気印トシヲさんは早速一人トレッキングへ。いつもは同行するボクは療養中ということで先ず1時間の昼寝と近くの森を散策。数年ぶりのデコボコ道と思いきや、舗装がなされてすっかり遊歩道に生まれ変わっていた。何カ所かの排水溝には目詰まり防止の対策も施されそれなりに効果を発揮しているようだった。さすがに、国有林だけあってチカラを感じた。野鳥観察と撮影が主な目的だったが、姿は見せてくれなかったがきれいな鳴き声だけの1羽。それに20メートルほど前方の路上から突然飛び立った二羽の大ぶりの野鳥はヤマシギ?もう少し招待を確かめたかったが、温泉の時間が迫ったので引き返した。
マグマ温泉
4時過ぎ、小教区司牧評議会で遅くなった仲間の到着を待って近くの健康村温泉へ。鉄分が強いようで茶色のお湯を湛えた湯船の壁には「マグマの力を感じてください。温泉100%。飲めます」の案内が。コンコンと湧き出すお湯を口に含むと甘ったるい不思議な味がした。胃腸にいいのだという。気が向いたらいつでも温泉に浸れる自由さはなくなったが、みんなで初めての温泉を巡るのも悪くない。マグマ温泉を堪能して25分ほどのドライブで山の家に帰還。
右脳全開
早速バーベキューの準備に取り掛かったが着火がスッといかない。いつになったら食べられるものかと不安になるほどだったが知恵を出し合って何とかクリアー。火力が増したところでハッピバースデーの「カンパーイ!」甲高い声で鳴くヒグラシは欧米人には騒音の元でしかないらしいが、高原の冷気と共に、我ら日本人にとっては右脳活性化の元、クオリティータイム(上質のひと時)の立役者。ビール片手のトシヲさんが「アー最高!」と声を上げたら一斉に「ホント、ホント!」楽しいひと時はあっという間に過ぎ11時就寝。
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