思いがけない歓迎
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あげるものが何もなくてゴメンね
司教総会は2時からなので午前中はたっぷり休める。ミサを済まして、昨日買ったサラダの朝食。9時過ぎ久し振りにさざなみ橋を渡って野鳥たちに会いに出かけた。野鳥といっても、いつものカモ類、馴染みのスズメやヒヨ、どこにでもいる鳩、それに真っ白のカモメたち。先ず水面に浮かぶカモたちを撮ろうと立ち止まった。すると、目ざとい数羽の鳩たちが目の前に飛来してきた。「餌が欲しいのかな」と思うや、「そうだ」と言わんばかりに他の一団がドドっとやって来た。「おやおや」と思っていると、今度はスズメの大群がチュンチュン!カメラを携帯に持ち替えて被写体変更。
キミたちも?
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ボクたちにも何かちょうだい
数枚を収めて移動し、再び水鳥たちを狙った。オナガガモの群れの中を忙しなく動き回っている一羽のチドリを狙った。どこの海岸でも普通に見られるシロチドリかと思われた。しばらく追いかけてカメラから目を離して驚いた。目の前のフェンスの上にはいつの間に来たのか数羽のカモメたちが整列しているではないか。「キミたちも餌が欲しいの?キミたちはサカナを獲ればいい」と言いながら携帯を取り出そうと身を起こしても動かない。鳥たちの馴れ馴れしさに「誰かが餌付けしているのだろう」とは思ったが、まさかカモメまでとは!
フランシスコの世界
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春を待つ公園の植え込み
間も無くカモメたちは海の方へ飛んでいったが、岡に住む鳥たちはボクの動きに同行を始めた。まるで、アシジの聖フランシスコだ。何だか楽しくなった。説教はしなかったがたくさんの様子を収めることはした。それにしても、夏は緑に覆われた公園も、今では寒々とした殺風景な冬枯れの野。しかし、葉を落とした植え込みの木立の小枝には薄緑の芽🌱が春を待ちかねていた。外気は4℃、いのちのたくましさだ。鳥たちも食べ物に困っているらしく気の毒だったが、頑張って欲しい。予気しないことだっただけに、ホドコシをすることもできないまま引き上げた。帰りしな、鳥たちには悪かったが、近くのコンビニでお昼のパンを購入。今夜は新司教歓迎会というから昼は軽い方がいい。
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