入園式で見た初対面のおじさんが園長先生?

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ボク園長先生

藤の花も子供たちを歓迎

藤の花も子供たちを歓迎

バスから降りた子供たちを出迎えるべく外に出た。藤棚の前に立って、「おはようございます!」すると、目の前に駆け寄り丁寧なあいさつを返す子供たち。さすがモンテッソーリ園の子供だ。久しぶりに園長先生をやっていると元気な男の子が指さしながら声を上げた。「あ、あのときのおじちゃんだ!」「チョットちょっと、ボクはおじちゃんではなくて園長先生なんですけど。」「エーッ、えんちょうせんせい?」

面通し

なるほど、「理事長挨拶」で親たちには「カクカクシカジカ…」説明はしたが、子供たちには理事長が何者かもわからないわけで初めて見るおじちゃんにしかすぎなかったのだ。MEの仲間の一人が、園長先生になって初登園した時のエピソードが思い起こされておかしかった。「おはようございます。」初仕事に精出していると年長さんらしい男の子がやってきて言ったという。「おじちゃん、ここはね、子供の来るところなんだよ。」「徘徊老人と思ったらしい」とは本人の弁。ボクの場合、子供からエローカードを貰うことはなかったが、「えんちょうせんせい」とは呼んでもらえなかった。初日だから当然だ。子供から面通しさせられた感じだ。

オシゴト前の準備運動

マリア様今日もお守りください。アーメン。

マリア様今日もお守りください。

挨拶が済むと子供たちはバッグや水筒を所定の場所において園庭にめぐらされた小さなトラックを思い思いに走り始めた。出発地点には白線が引いてあって、軽やかに駆け抜ける子もいればマイペースでトコトコ行く子もいる。見ていて二つの目的があるらしいことが分かった。一つは、運動会のカケッコでするヨーイドンの練習になるのとちゃんと一周できてカケッコになることを学習できる。かつて、半周したところでショートカットする子がいたりしたのでそう思えた。もう一つは、1時間ほどの部屋でのオシゴトが待っているので、その前に少し体を動かしておくことで、「早く外に出て遊びたい」気持ちを緩和することに役立つので集中力が増す。こんな風に考えたら、「オシゴト前の運動」はこれまで見たことがなかったので多少違和感があったのだが、「いいかもしれない」と肯定的になった。準備運動の後、子供たちはそれぞれマリア様にご挨拶して部屋に消えていった。

 

 

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