通勤も楽しいが子供の観察は飽きることがない。ありのままはやはり観察の価値がある?

昨日も見た!

子供たちが蒔いたヒマワリ

子供たちが蒔いたヒマワリ

「あ、あの人は昨日も走っていた。」目の前の横断歩道を小走りに過ぎていった黒縁メガネの女性。渡り終わってしばらくしたらバスが向こうからやってきた。バスの時間ギリギリに家を出たに違いない。「早くしないと遅れるよ。」母親の小言は毎日なんだろうな。おっと、つい、赤の他人の家の中にまで踏み込んでしまった。人並みに朝の通勤が2ヶ月になった。赤信号で待つのも世の中の人々の姿を観察できるので楽しい。

みことば解説

先生の演技観察は真剣そのもの

先生の演技観察は真剣そのもの

「新しい朝を迎えさせてくださった神よ」で始まる8時の朝礼には、パートの先生以外は全て顔を出す。お祈りのあと、各クラスからの連絡事項と1日の大まかな予定が伝えられ、「園長先生」の出番。最近は、目の前に置かれたみことばカレンダーのみことばの解説がもっぱら。今日は、「私たちのいっときの軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます」(2コリント4・17)。「カトリックの幼稚園らしくていいです」と主任さんは喜んでくれる。

水溜りモンダイ

雨の日の登園光景

雨の日の登園光景

朝礼後は、バスやクラスへとそれぞれぞれの持ち場に散っていく。8時半登園となっているが、15分頃にはもうマリア様へのお祈りの声が聞こえてくる。今日みたいな雨の日は補助の先生は忙しい。とくにバス利用の一団がやってくるので忙しさは倍加する。「水溜りに入らないで、ここからおいで。」それでもわざわざ水溜り経由の子もいたりする。「水溜りには、は・い・ら・な・い!…今日は雨だからここで靴を脱いでもいいの。」そんな指示を出している側から、「セーノ!マリア様、おはよう…」「まだまだ、やりなおし…」団体さんはいいとして、ふざけたり傘を持ったままのお祈りはNG。両手をきれいに合わせてやり直し。ところで、この水溜り、雨の日は靴を洗えるのでいいと思うのだが…。

ケジメ

きょう ボク ブルーなの

きょう ボク ブルーなの

まだまだあるがこれはほんの四例

まだまだあるがこれはほんの四例

ふとよぎった言葉は、ケジメ。何歳になっても身に付かないでいる自分にしてみれば、子供たちの朝の小さな学びがいじらしい。「ともひろくんは虫の色ぬりが好きで止めようとしないんです。とっても詳しいんですヨ」というのでクラスに行ってみた。写真を撮っているといつのまにかともひろ君がそばに立っていて「それぼくがしたの。」「へ~、ともひろくんは虫博士になったらいいね。」一方、我がケイテンくんはイマイチ気分が乗らないらしく、大きなカバンを背負ったまま上履きも左右反対。何をやっても絵になる子だ。今日も、こうして子供を観察したり、入口の隅に溜まった灰を掃き出したりして帰った。

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