夜半のミサ
約30年ぶりの吉野教会でのクリスマスミサ。小さなお御堂でも一杯になるのはクリスマスにふさわしい。中には、我が幼稚園の先生たちと園児の親子三組もいて、足を運んでくれたことが嬉しかった。数十年ぶりに再会する信者もいたりして、8年もいた吉野教会は、やはり心の古里。ミサ後、しばしの歓談の後10時帰館。
ミサ説教音声
日中のミサ
9時は鴨池教会で日中のミサ。ここも思いで深い教会だ。1974年から種子島に移動するまでの4年を過ごした教会。奄美での2年後に来た鹿児島はさすがに都会で、駆け出しのボクにとってはワクワクすることが多かった。若者も多く、ミサ後の司祭館は若者であふれた。教会学校も賑わっていた。今は亡き熱心党のご婦人に促されて彼女の言う「隠れ信者」発掘に、少し大げさだが、東奔西走したのもこの頃だ。霊操やMEと出会ったのもこの時で、鴨池は、司祭人生の基礎を固めてくれたボクの司祭生活揺籃の地でもある。また、今では美術展の招待作家にも名を連ねるN君に誘われて坊津のあたりまで一泊二日のスケッチ旅行に行ったのも、番外編として思いで深い。そんな教会での日中のミサは、親子3名の洗礼式もあって200名超の参加者であふれたという昨夜と違っていつもの主日のミサ同様100名に満たなかった。
ミサ説教音声
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