信徒評議会/福音宣教省

それでも!Blog

福音宣教省の壁の聖母子12時からの面談は早く着いたので、時間前に始まった。信徒評議会というだけあって司祭の秘書以外に信徒の秘書が同行。いつものように、自己紹介から始まって日本の教会の様子についての質問。

ボクの関心はもっぱらME。秘蹟としての夫婦に対する教会のケアは不十分。特別のプログラムがあってもいいのにない。教会としての責任を果たしているとは言えない。MEがもっと司祭たちに認知してもらうためにもバチカンからのお墨付きが必要。それは、MEのためというよりも婚姻の秘跡を受けた夫婦たちに対して教会が責任を果たすことになる。

信徒評議会が入っているビル「信徒のステファノさんは結婚しておられるということですが、イタリアの状況はいかがですか?」結婚準備やその後のケアに関してはイタリアも日本も似たようなものだとわかったことで、MEの持つ普遍的価値を再確認できた意義は大きい。「小教区によって違います」というのもまったく日本の状況と変わらない。

「MEのことは私たちもよく話題にしています」という次官の大司教様の言葉は嬉しかったが、「MEに限らずどの運動体にも言えることだが、信仰が本物になればあとはついて来る」と最後は釘を刺された感じ。

奄美出身のスーパーガイドとして名の通ったトモコさんのお招きで押川司教さんに神学生の4名でのお昼は楽しかった。

最後の訪問先福音宣教省は16時。本降りの雨の中を徒歩20分。ずぶ濡れだった足元は2時間の面談が終わる頃はすっかり乾いていた。長い話し合いだったが、「こうしてお互いに理解し合おうとすることが大事です」と結ばれた長官の如才なさはさすがにバチカン高官。

すべて終了!ローマの時間になれたと思った頃に帰国モード。帰った後が大変そう。

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