やはり出かけること
もののたとえとしては的確ではないが、正直な感想だ。最初の訪問先には少々驚いた。返事がないので玄関の戸に手をかけてそっと引いてみた。スッと開くではないか。町中からかなり入り込んだ山間とはいえ不用心。それほど何事もなく平和ということらしいが。主人は働いているわけだから不在は当たり前として、奥さんでもいてくれた子らどもたちの消息も分かると期待したが甘かった。やはり働いているらしかった。それにしても、戸締まりもなく、いかにもあの二人らしい。小教区報と名刺をおいて引き上げた。2人目も不在。お隣の人に教えてもらったが、通常は鹿児島で時々来られるとのことだった。ここにも小教区報と名刺を封筒に入れて隙間から投げ込んだ。さて、最後となる信者は意外と気さくで快く上げてもらった。一人住まいでネットを操るモダンなおばあちゃんで、話が弾み、教会のhPにボクのブログ、それに女子パウロ会のページを教えてあげたら喜ばれた。難病のため松葉杖が離せないとのことで気の毒だったが、ネットに通じているせいかとてもはきはきと明るい方だった。在宅聖体拝領のことを提案したが前向きではなかった。当分は文書とネットで様子を見ることに。ともあれ、40分も話が弾んだのでホームランとしよう。やはり出かけるとそれなりの実りはある。
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