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九州横断特急が行く

作成者 admin投稿日 2006年08月13日 10時24分 最終変更日時 2006年08月13日 10時24分
単線で行く豊肥(ほうひ)路

阿蘇の山々遠望

荒城の月の舞台岡城の駅豊後竹田

「九州横断特急・・・」初めて聞く言葉だが、なにやら、昔テレビで見た「何とか暴走特急」という映画を連想。何となくスリルがありそうで、「ア、是非その往復でお願いします。」説明の駅員が、すばやい同意に気を良くしたのか、「ハイ、分かりました。お宅の案だと2マン超えますよ。この方が割安ですからね。」てきぱきと乗車券を打ち出してくれた。

新幹線・リレーつばめで熊本乗換え。いよいよ九州横断特急!鹿児島ー大分間は車でなら何度も往復したことはあるが列車は初めて。乗り換え時間わずか3分。急いで階段を上り、いざ憧れの横断特急へ。待っていたのは、かっこいい先頭車両があるでもなくただの箱三両。通勤列車?もしやホームを間違えた?「こ、これ、横断・・・?」言い終わらないうちに、にこやかに立つすらりとしたJR嬢が答えた。「ハイ九州横断特急2号でございます。」

憧れと現実。落差の大きさに言葉を失いながらとにかく指定席へ。ヤレヤレ。一息つくまもなく我らが九州横断特急は動き出した。まもなく気がついた。横断特急はディーゼルだった!それに単線!・・・こうなったたら徹底的に「この横断特急を楽しもう」と意気込んだ。

様子が飲み込めたところで、何気なく運転士を見た。肩を上下に動かし、首をひねり、体をよじり柔軟体操?まさか、彼も憧れの横断特急に配属されて落差を体験?してやる気を失ったのかな。それでも、何十年ぶりかのディーゼル列車の力強い走りは心地よく、阿蘇外輪山の急勾配攻略法スイッチバックも楽しかった。約3時間。車窓の風景を堪能。

一ヶ月ぶりに会う4組の夫婦と若い司祭。最初の集まり依頼、夫婦の間に生じた二人の関わりへの前向きな取り組みを確認。神様に呼ばれた夫婦・司祭として共に旅を続けるよう励まし、神様からの祝福を祈って2時間の集いを終了。10:30帰還。

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