トン司教大いに語る
中国の信者は「愛国協会」とは言わない。「オープン・チャーチ」と呼びます。つまり、外向きは、政府に従っているが、心はバチカン。どちらにもオープン?二股かけているとの批判は当たらない。苦渋の決断を誰が非難できよう。
「私たちにそれは出来ない。」そうして地下に潜った。その数およそ900万。政府は、400万と言うが、地下の信者は数えられていない。で、中国の信者の総数は約1300万。つまり、全人口の一割。
では、地下に潜った教会の司祭養成はどうなっているのか。日本の隠れキリシタンさながらの様相。もちろん神学校という建物はない。熱心な信者のうちに5,6名の共同生活。先生が人目を忍んで通い授業。シスター養成も同様。朝3:00に起きてミサ。そしてふつうの人々のように働く。
しかし、オープン・チャーチは、自由は手にしたものの、「自分のことは自分で」という原理に基づき、政府の援助はいっさいない。シスター達は自前で養成。三ヶ月の研修後にシスターとなる。早い話が、教区のために働く「結婚しない労働者」(トン司教)。
ともあれ、中国の教会は一つ。信者達の間では区別感はないらしい。早く一つになって欲しい。祈らずにはおれなかった。
お昼の後、殉教地ミニツアー。外は4,5度。15年前に、聖地として整備。30名の殉教者達の墓が散在する。遺体のあった場所がそれぞれの墓地となった。山羊の牧場もあって総面積4万坪。
夕食は、豪華なマツタケ鍋。四人テーブルに三人。ラッキー。我を忘れて?マツタケ攻略。
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