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素直なままで４０年
＊写真と本文は関係ありません。
１２月１５日。汐留シティーセンター４２階。午後６：３０。ある人は約４０年ぶりに、昔の懐かしい顔が１３名。髪黒々のアオキ君。はにかむような笑みが今も愛らしいイワシタ君。画家の風格が一段と身に付いたトウチャン、他頭を白に染めた先輩後輩。
「で、ローマにはいつ行ったの？」「え？」「いや、だからサ、勉強にいつ頃行ったかって・・・」「いえいえとんでもない。そんなガラじゃないです。」「だって、ローマに行かないと司教にはなれないって・・・。」「いえ、ボクは行ってないです。ホントに。」「へー、ローマにも行かないで司教になるなんてよっぽどの人・・・」「だから、何かの手違いなんです。」
神学校時代のボクの勉強のレベルをよく知っている先輩の戸惑ったような驚きようがおかしかった。古き良き時代の素直な信仰の響きを今に湛えているこの素朴さ。巨大都市東京の流れに飲み込まれることなく信仰の森をそのままに生き抜いてきた愛すべき先輩達。みんなにはじめてのクリスマスカードを送ることにしよう。
今日は指宿教会公式訪問。ＪＲ指宿線。６：５４発普通列車。轟音と振動の激しさはまるでトロッコ。９時のミサ後、歓談はお昼頃まで。
陽が射したり雨になったりの不安定な中を１０キロのコースに挑戦。歩いたりしながらも、かつてない好タイムを記録。６０分ジャスト！これで弾みがついたゾ！
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