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ひそやかに

作成者 admin投稿日 2011年07月27日 22時56分 最終変更日時 2011年07月27日 22時56分
神の業の実り

25日の司教のための勉強会は興味深いものだった。テーマは「福島原発事故 何が起きたか、何を学ぶか」という今どきの問題。

原発を選択する意味として5項目が示されたが、その一番目に来たのがやはり、①自然災害・誤操作・戦争とゲリラ。後ろ二つは考えたことはなかったが、当局側がもっとも恐れていることだという。しかし現実には前二つが起こったのだから皮肉なものだ。その次の問題は、②高レベルの放射性物質、つまり廃棄物の処分問題。それに③プルトニュウム(核爆弾の素)の大量蓄積。この②と③をどうするつもりなのか素人のボクでも不安だった。そして、四番目に上げられたのが、多くの避難民を出すことになった④地域の社会文化を一変させるという問題。主を失って餓死する家畜の姿は座視するに忍びなかった。最後に上げられたのは⑤再生可能エネルギーの開発を遅らせるということ。今後に期待したい。

しかし、「単に脱原発を唱えるだけでは同じ問題を繰り返すことになる」という指摘は預言的だ。つまり、限りあるエネルギーをもっと丁寧に使う努力をしないなら、再生エネルギーも足りなくなる、のだという。ライフスタイルを変える、エネルギーの使い方を変えるほうが早道だ、とも。

もっと専門的に言うと、アクティブ技術からパッシブ技術へ、ということらしかった。前者は快適な空間を作るために、エアコンなどの多大なエネルギーを費やす。つまりガンガン使うというイメージだが、後者は、伝統的な日本式住宅に見られる縁側や障子など自然な明かりや風の流れを取り込む手法のことをいうのだそうで、流れに逆らうことなく、ゆったりおっとり、ひそやかに。

小さな教会での生活が多かったボクとしては、節電に節約の30数年だったわけで、世を挙げての節電ムードに、わが意を得たりの思いがないわけではない。もっとも、病弱な人や高齢者のことを思うと手放しで得意がるわけにもいかないのだが・・・。

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