今朝のミサで、全ての恩人のために「慈しみのみこころに抱かれた日々であるように｣と祈ったのは、29日のペトロ･パウロの記念日に多くの祈りとカードを頂いたことへのお礼。

午前中激しい雨。つゆが戻った？と思ったが、昼過ぎから止んで夕方には青空も戻った。こうした陽性の降り方は夏の特徴なのでヤッパリつゆは終わったに違いない。そういうと、気象台が怒るかもしれないが。お陰で少し涼しくなった。

夕方5:00前、アントニオが帰ってきた。今回は一人。ドミンゴは論文書きに忙しいのだという。同学年なのに、「アンタは？」「タイジョウブです」とはいうのだが・・・。もともと自立心旺盛な彼としては一人での帰省を楽しんだようで、長崎にも足を延ばしたという。永井隆のファンで、彼の著作は全て読んだという。

そういえば、韓国にも如己の会があると聞いたことがある。調べてみたら浦上教会のＨＰに次のようにあった。「長崎の被爆者で、世界に愛と平和の精神を伝えた永井隆博士の『如己愛人』の精神を称え、後世に伝えていくために二〇〇四年に設立されたものである。設立者はテグ（大邸）大司教区のイ（李）大司教（現在は引退）である。」アントニオは会員ではないが、今回の長崎訪問は、一人でゆっくり如己堂あたりを散策したかったのかもしれない。今夜から住人7人となり賑やかになる。

スペインの神学校から手紙が来た。留学中の園田神学生に関する評価は上上。霊的生活も申し分ないらしい。一年もたって、自分なりの生活のリズムがつかめてきたのかもしれない。休みの間、帰国しない神学生はどこかの小教区での司牧実習に派遣されるとあった。一方では、スペイン語学校に通うこともすすめられていたので、本人に意向打診のメールを送った。まだ若いので基礎的な勉強をしっかりしたらいいという勧めかもしれないが。いずれにしてもＷＹＤでの再会が楽しみだ。

マシンでのランのあと、アントニオ持参のジンロ(韓国の焼酎・写真のペットボトル)で乾杯。ちなみに二つの壷も観光土産。