ジェズ教会ミッション②
19日水曜日ごとの集団謁見に参加。10:30の開始よりも一時間以上も早く入館。そのためか、中央に近い前列から二番目の席に案内された。
威儀を正した恰幅のいい忠実な執事といった風の場内整理担当者が、「どうぞあちらへ」と壇上に招いた。正面左手にはそれらしい人のための椅子が20脚ほど。「ズケット(小さな赤い帽子)を忘れたのでここでいいです。」「あ、それは大変。じゃ、お好きなように…」
腰を下ろしてしばらくしたら、ノートを手にした、さらに権威のありそうな若い担当者がやってきて黙って手招きした。同じ言い訳をしたが、「いいからどうぞ。」…「エクセレンツァ(閣下)、お名前は?」いかにも手慣れた感じで聞き返すこともなく正確にボクの姓をメモった。なぜか二列目の二番目の席を指定されたが、一人ポツンと安置された感じで居心地の悪さは格別。孤独に耐えられず、いかにも用ありげに、仕切りの向こうの鹿児島エリアに。間もなくバスに戻ったガイドさんが忘れたズケットを届けてくれた。
席に戻ると、二人の来賓司教がおしゃべり中。一人は休暇で帰国中のブラジル大使でフレンドリー。60代前半?もう一人は、ローマのどこかの司教さんで英語をしゃべらないが愛想がいい。大使は気を使って、自己紹介や鹿児島のことなど聞いたばかりのことを通訳された。叙階式を聞かれたので「もうすぐ7年になる」と答えたら「まだ若いね。」「70歳です」と言ったらどんな顔をしたかな。もっとも年数のことだったかもしれないが…。
教区のことに話が及び、「人口180万人のうちカトリック信者は約1万」に二人は顔を見合わせて「アヴェー、ウガフェックァ!」(奄美弁=エーッ、タッタソレダケ!)と言ったようだったので、「ま、日本では驚くような数字ではありません。仏教国なので…。」話題を変えて、来年はWYDのためリオに行くといったら気の毒そうな表情が笑顔に変わり「人口600万のリオに300万以上の若者が来る予想」だと誇らしげに話された。
10:30きっかりにスイス兵が教皇椅子の横に立ち、歓声の中、教皇が入場して席に着かれた。椅子の置かれた敷物が古ぼけた感じで質素なのに驚いた。先ずお告げの場面(ルカ1,26-28)が各国語で朗読されて、イタリア語の長い説教がなされた。余計なことを書きすぎたので今日はここまで。
韓国の神学生フランシスコとビアンネーが帰鹿。6:30歓迎すしパーティー。
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