ザビエル様お帰りなさい
玉里教会ではミサ後信徒総会。したがって、ミサを済ましてすぐに退席。その足で県民交流センターへ。新パスポートの受領。日曜日でもオープンとは。ともあれ、少し分厚いと思ったらicチップが埋め込まれていて、多分その保護のための硬い厚紙が中ほどにあった。
駅で220円の海苔巻きとお茶購入。ホームの列車でお昼。12:26分発川内行きは定刻発車。20分で東市来。2:00までにだいぶ間があるので、構内で新聞を読んで時間調整。文化の起源ー人類と十字架ーという本の紹介が面白かった。「・・・単純明快な議論に思わず著者に習って改宗しそうになる。ここで模倣すれば罠にはまってしまう。」評者の結びの言葉に、読んでみたくなった。切り取ってポケットへ。長野聖火リレーで6人逮捕の記事も。40年前?東京に空輸される時のエピソードも紹介され、現状を嘆く論説も。ヤレヤレ。
そんな現実とはまるで違うもう一つの現実が待っていた。近くの子供たちによる合唱が始まっていたり、「カトリックとは無縁」と思っていた地に、カトリックとは無縁と思われるの人々が各界から大勢集まっていた。しかも、像製作過程を紹介する部屋にはザビエル旧聖堂の大きな写真四枚も展示。一方では、ザビエルをあしらった絵皿も。思いがけないところでザビエルグッズのニューアイテムとは!参考のため早速一枚購入。
地元市長さんはもちろん、スペイン駐日公使に上智大学理事長の神父さん、地元出身の代議士に島津家の血を引く著名な神主さんまで。ザビエル様があらゆる分野の人を一つに集めてくださった。また、91歳の「聖フランシスコ・ザビエル像建立委員会」会長さんが挨拶に立たれると思わず拍手が。「ザビエルが460年ぶりに帰って来られた」とのお言葉には驚いた。しかし、「ザビエルにゆかりの地を世界遺産に!」というのが会の目的だと聞くと、会長さんのザビエルに賭ける思いの熱さにたじろぐほどだ。お隣の門田先生とは「鹿児島教区史研究会」の話も。是非はじめたい。
別れしな、公使がそっと聞かれた。「ご像の祝別はしないのですか?スペインでは・・・」「・・・あなたの提案として考えてみます。」想定外の質問に一瞬面食らったが、帰りのJRで考えた。
- カトリック信者も各教会からたくさん参列していたことだし、いつか巡礼してミサを捧げ、ご像の祝別が出来るかもしれない。いいヒントを貰った。
夕方のランも気合が入ったようだった。
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Re:ザビエル様お帰りなさい
昨日は除幕式に御参加なさったのですね。
私は東市来 湯之元が故郷です。
御像の場所は鶴丸小学校の所でしょうか?
ザビエル様の御像に会いに行きたくなりました。
帰りには江口蓬莱館もリニューアルしたようですし
お墓参りもしたいなどと思い巡らせています。
Re:ザビエル様お帰りなさい
ご像は鶴丸城の入り口付近です。小学校の裏手という感じでしょうか。ミゲルとザビエル様が向かい合った像もあります。これはとても小さいですが。大きなくすのきが生えていてその下にあります。是非会いに行って下さいね。