クリスマス行脚
「司教のクリスマスミサはカテドラル」誰もが信じて疑わなかった?これまでの慣行に逆らって地方へ出かけてみた。
お昼はフェリーの中で120円の無糖カンコーヒーと出がけに修道院から届けられたクリスマスデコレーションパン。2:00少し前教会着。お茶のあと出発の5:00まで昼寝。そしてシャワー。
「前晩のミサ」は先ず6:00の大根占。左右向かい合っての座席はソファ-セットもあったりしてなかなかアットホームだ。40名ほどの参加で久しぶりの賑わいだという。ミサ後のパーティーは福引も用意されていて子供たちを喜ばせた。8:000の鹿屋でのミサには時間が押して真っ先の福引後に中座。
鹿屋はさすがに母教会、2人の侍者も待機していた。参列者は80名ほど。三つの賛歌とグロリアは昔懐かしいラテン語。日本語の聖歌を歌うほどには力が入らなかったのは基本的発声の仕方が違うからではないかと思ったが、信者たちも一年一回ということもあってか歌いにくそうだった。主任司祭は「大いに推奨」のようだったが。
ミサ後の持ち寄りパーティー、ここでのお楽しみはやはりビンゴゲーム。しかし、ガラガラポンのアナログではなく、スイッチオンでピッピロピロピッ!で小さなディスプレイに数字が表示されるデジタルビンゴ。
隣に座った双子の兄弟のお兄ちゃんは楽しい子だった。向かいの青年に声をかけた。インドネシアからの留学生。専攻を聞いたらなんと「日本の武道精神」で論文を書いている大学院生。すかさずお兄ちゃんが合いの手を入れた。「ブドウ食べてるの?」みんなの笑いを買ったのはいうまでもないが、2年生の耳には当然?
手作りのご馳走満載のテーブルを囲んでの宴は11:00まで。前回の訪問では顔を合わせただけの信者さんとも親しく会話ができた。何年ぶりかのミサだと公言?した気のいい初対面のダンナの肩をポンとたたきながら「これからは毎日曜日顔を出してね。みんなが喜ぶんだから!」友達ヅキアイもできた。その効果なのか、率先して後片付けに精を出していたのが印象的だった。愛すべき人柄。
明けての今朝9:00は敬愛園。在園者をはじめ鹿屋や近隣の信者20名ほど。ミサ後の病人訪問には夕べの双子君たちもお母さんと共に同行。「大きくなるんだよ。」頭に手を伸べながら言葉を返されたり、お祈りの後での皆さんと子供たちとのほのぼのとした交流は今日の圧巻。今日の出会いを大事にしてほしい。
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Re:クリスマス行脚
Re:クリスマス行脚
クリスマスおめでとうございます。
イタリアのクリスマスは本場?だけに賑やかだったことでしょう。
もっとも、家庭での祝いが主だと聞いたので教会では静かに、荘厳になされたことでしょう。やはり、地方の小教区でのお祝いは素朴でベトレヘムでのクリスマスに近い感動があります。敬愛園での訪問は子供たちとともに感動的でした。聖堂正面にマリア様が欲しいとの意見も心に残りました。何とか小さなマリア様でも設置したいと思いました。
Re:クリスマス行脚