シドッチ神父終焉の地
夕方6:00の教皇就任1周年記念ミサまで空きとなった今日、念願かなって キリシタン屋敷跡を訪ねることができた。ネットで調べると、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車、7分。しかし、実際にはちょっと手こずった。
最終的にはiPhoneが力を発揮した。小さな交番で住所を示したらすぐに場所を特定できた。それにしても、すぐ近くに史跡があるというのに、「聞いたことがない」というのはどうしたことか。しかし、教えてもらった道順はネットの書き込みよりも分かり易かった。
それでも、それらしい場所についたにもかかわらず特定できずに戸惑った。またもiPhoneで住所をたどると、なんと、何かの会社の建物の壁に沿って記念碑と真新しい立派な解説版が立てられていた。今回も思い込み。屋敷跡ということで「屋敷」を探したからだ。近くから遠くから何枚も撮った。
シドッチ神父さんと長助お春の老夫婦。二人が、「私たちもキリシタンになりました」と言いながら木の十字架を役人に見せたことから、宣教の禁を犯したかどで地下牢に移され、食事を減らされてついに餓死。そういう意味ではシドッチ神父さんは首こそはねられなかったが殉教者。感慨深いものがあった。
住所は小日向と言って小高い丘になっていて登り切ったところ。向かいの小石川台との間の小さな谷間に茗荷が沢山はえていたという。茗荷谷駅の由来。
東京ドームのある後楽園駅の隣り。一番分かりやすいのは、茗荷谷駅を出たら、そのまま右に行くと、数分で小さな交番。その先を右折して地下道をまっすぐ行って抜けるとすぐ上り坂。上り詰めたところで右折。50mほども行くと右手に黄色い建物。その角に記念碑と解説版。上りの狭い道路はキリシタン坂と言われている。往時を偲ぶものは何もないが、細い坂道が唯一当時のまま?
茗荷谷駅はローカルな感じの名前だが、大学や高校があることで若者が溢れる街だった。
6:00のミサには、イグナチオの聖堂が一杯になるほどの参加者。大使の日本語の挨拶は「分かっていての日本語」ともっぱらの評判。
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