バチカン推奨ネット宣教
ネット社会の繋がりと孤独。難しそうなタイトルに、東京真生会館生涯学習センターからの依頼を辞退したものの、ネット宣教を打ち出した手前断れなかった。
今月29日、三回シリーズの最終回。サブタイトルは“地の果てまで”。明日までに完成しなくてはならない。本番までに、我が教区もお世話になっているザベリオ会創立者の列聖式に出席することになっているからだ。
それはともかく、この数年間の世界広報の日の教皇メッセージに目を通してみて、バチカンがネット宣教に対していかに積極的であるかがよく分かった。というよりも、わが意を得たりとバチカンびいきに。
1997年といえば、奄美に赴任した年だが、同じ年の日本におけるインターネット人口がわずか9.2%という統計にも驚いた。人口にして1,155万人。ホームページ開設の2000年で37.1%。信者たちがボクの話を聞いて、口アングリだったのが昨日のように思われて可笑しかった。37%では、奄美の我が村では無理もないことだったのだ、と10年過ぎて実感。
「50円宣教」と称して、アドレスを印刷した葉書を信者たちに手渡しながら「島を離れた子や孫に切手を貼って出して欲しい」とお願いしたのも懐かしい。「そんな記号みたいなワケの分からんハガキなんか出せない」といって最後まで分かってくれなかった伯母も今は天国。
ところで、総務省の調査によると、2010年のインターネット人口普及率は78.2%で世界22位だという。2011年の現在は恐らく80%を越えているものと思われる。「今日の世界では、屋根の上には、ほとんどの場合、送信機やアンテナが林立しており、あらゆる種類のメッセージが、世界のすみずみで送受信されています。こうした多くのメッセージのうちに、神のことばが必ず含まれているようにすることが、根本的に重要な務めです。」2001年に出された世界広報の日の前教皇のメッセージ。バチカンは終始一貫、インターネットの有効利用を呼びかけ続けている。昨年打ち出したわが教区のネット宣教元年はまだまだ緒に付いたばかりだが、大いに啓発されたこの数日ではあった。
ランニングマシンがまたも不調。1時間のウォーク。城山の暗がりは少しドキドキ。子供の頃隣村の友だちと遊びすぎ、暗くなった小さな峠の手前で、深呼吸をして一気に駆け抜けた子供の頃が蘇った。
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