ベトナム巡礼
3月20日(日曜日)は司祭叙階39回目の記念日。ミサの初めに何気なく見た聖書と典礼の表紙に「ア、今日だった。」
「その日以来私の人生は大きく変わりました。・・・」福音の後の小さな説教の出だし。劇的という実感はないとしても、「司祭はもう一人のキリスト」という神学校での教えに従うなら、間違いなく劇的なことには違いない。そんなおこがましいようなことを自分の口から言うのは、もしかしたら神学校以来のような気もする。最近聞かないということははもう言わなくなったのかもしれない。司祭の非神話化?
ともあれ、早朝2:30起床というのが前代未聞だとしたら、3:30のミサに4:10出発というのも異例だ。一行10名のベトナム巡礼団は、ティエン神父さん同行で大船に乗った気持ち。早朝のドライブは快適そのもの。ロザリオのあとはそれぞれ夢の続きのようで静か。福岡空港国際線到着7:20。
初の海外旅行は青年会主催の聖地巡礼。1977年のことだ。そのとき同行された奄美の信者さんが今度は奥さん同伴で参加された。思い出話に花が咲き、まるで同窓会気分。今回の特徴はもう一つある。やはり、初の海外旅行となる参加者が一人いるということだ。あの当時参加者18名のほぼ全員が初となる海外だったが、今ではどうだろう、初が珍しくなった。まさにご時勢だ。
原発のその後の様子がよく分からないが、電源接続とか放水の効果のニュースにホッとしたもののまだまだ予断を赦さない状態らしい。留守の間にさらに好転するといいのだが。(ここまで機内)
三ツ星のオリンピックホテルはフランス語を話す人たちで大賑わい。4:00レデンプトール教会へ。日曜日には10回もあるというミサの何番目か分からないが、庭まで溢れた信者に一同思わず絶句。しばし立ち尽くしてしまった。教会売店は、まるで観光地のお土産店のようにごった返していて、中学生らしい男の子がプラスチック製のロザリオを手にとって品定めしていたのが印象的だった。注文のベトナムらしいメダイは在庫が希望の3分の1のみ。他に、三角のベトナム笠をかぶった愛らしいマリア様のキーホルダーを10数個購入。
久しぶりに見るバイクの群れにベトナムを実感。10:30就寝。
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