トレーニングと言ってもランではない。自転車。昨日のギアの修理も完璧だったので、ローギアで坂道を試したいのだ。昨日は、夕方、周辺の小さな坂道を試したが物足りなかった。

第一コースを北インターで右折。３号線に出て、そのまま真っ直ぐに伊敷台を駆け上る。前輪も後輪も、もちろん、憧れのローギア。なるほど、ビックリするほど抵抗感がない。まるでスタンドを立てたまま全速力でペダルをこいでいる感じだ。しかし、自転車は確実に急な坂を上っていく。それにしても、こんなにも楽にこいでいるのに坂道をスイスイ上れる感触は初体験。それは殆ど感動に等しかった。そうは言っても、間違いなく足には疲労感。それでも長上までノンストップ。約１５分？コンビニの駐車場で大汗をぬぐった。下校中の中学生たちが、急坂を自転車で上るヘンなじいさんに驚いたような視線を送ったのが可笑しかった。

台地を下りて次は玉里台地に挑戦。さっきよりもひどい坂だ。それでもスイスイに驚いた。足も慣れたようでそれほどの疲労感はなく、息も上がらなかった。陽が落ちると急に冷え込む夕方ではなく、冬はお昼の後に出るのがいいことが分った。当分は、自転車での坂道攻略に明け暮れるとするか。

白い梅のことしか念頭になかったので、帰りに遭遇した紅梅には驚いた。奄美の緋寒サクラかと目をこらすと紅梅。そして、塀づたいに少し先に行くと今度は同じような枝振りの白梅。二つともお目にかけよう。