バナナ悲話と祭りと
またもバナナが食べられない。いや、店からバナナが消えたからではない。かつてバナナ拒食をしたことがある。いわゆる拒食症ではない。
20年ほど前、バナナが搾取や非人間的労働の象徴だと知らされたことがショックで口にできなかったのだ。それもいつしか熱が冷めて毎朝の主食の一つになっているのだが。
しかし、原産地フィリピン・ダバオの7万人が従事するというバナナ生産地の状況は20年前と同じ。つまり、炎天下のもと重労働に従事する人々の上空から殺虫剤が散布されるというのだ。そのため皮膚炎その他の健康被害が耐えない。薬剤散布をやめるように会社側に市が申し出たところ会社は生産者との取引を止め、2万人が職を失った。禁じるだけでなく、住民の生活空間とバナナ園との間に緩衝地帯を設けるという試みもなされたがそれほどの効果を上げていないのが現実。ご存知のようにバナナの主要輸出国のトップが日本で中国、中東と続く。思い余った人々はフィリピン司教協議会の力を借りて何とかしたいというが頭の痛い問題。(この項今日配信されたアジアカトリックニュースより。)
あの美味しいヘルシーなバナナがヘルシーな人々の健康を損ねて生産されていると聞けば人事ではない。現実には、自分も会社側の片棒を担いでいることになり同罪?また昔の議論が蘇りそうで落ち着かない。
こうした重たい話が現実なら「教会踊り連100名参加」のおはら祭りも6:30には通りに繰り出すという。お酒を振舞ったり写真を取ったり脇役がボクの持ち場。というのも全く練習したことも泣く手の動かしようがなかったからだが、ハンヤ節は奄美のロクチョウのリズムに似て結構ノレた。参加した団体は300近い数だった。明日は別の団体が踊るのだという。おはら祭り初体験の後は残った焼酎で打ち上げだって。行くとするか。
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