ワールドユースデーは巡礼
昨夜10:30、就寝。「あ、そうだ。宿題まだだった!」あわてて飛び起きてよなべ開始。「聖体礼拝キャンペーンー力をもたらす聖時間の信心ー」ワールドユースデー事務局による邦訳の監修。
もつべきは有能な秘書だが、宿題も増える。ま、邦訳監修とはいっても、もっぱら日本語としてスッと分かるかが主眼。原文に忠実を要する学術書と違い、かなり主観というか、語感というか読んで意味が分かればいい。だから、気が楽ではあるが21頁はかなり監修のし甲斐がある。
内容は豊かで、なぜ聖体礼拝を?に始まり、具体的な聖体礼拝のやり方まで丁寧に述べられている。ことに、興味を引くのは、聖体礼拝が若者に推奨されるようにという勧告。「先代が忘れてしまった聖体礼拝の信心がワールドユースデー(WYD)に参加した若者たちの情熱を呼び覚まし、そのことで彼らがミサへの準備としての許しの秘蹟にあずかり、聖体による正義と神の愛に生きる生活へと導かれている」という証言には瞠目した。「今時の若者、教会を頼んだぞ!」思わず肩をたたきたくなった。
そういう鹿児島でも取り組まなければならないのだが・・・。とにかく、WYDは巡礼という視点。だから参加の準備にも力を入れる。だから、いわゆる全国募集の○△巡礼団とは質が違う。確かに若者たちの信仰の質向上は未来への投資。いやそんな打算ではなくて、先ず司祭や当局者たちが、日々の生活を聖体に生かされながら歩む巡礼だと捉えることが第一かもしれない。
それにしても、今朝はあわてた。傘を手に飛び出したものの、途中で財布を忘れたことに気がついてUターン。あわてて三階まで駆け上がったが、部屋のキーは一階入り口に置いたリュックの中。10:50分のバスでないと飛行機に間に合わない!あせってあせって、リュックを担いでの傘つきラン。ヤレヤレ、大汗。
一時間遅れのWYD準備会議の話題は、会期中のアジアンユースデーの出し物。結局、法被を着て、手にはなる子で炭坑節を踊ることに。参加申し込みは現在ちょうど百名。
近くのスーパーで求めた日本酒の小瓶とてんぷら弁当の夕食は楽しかった。お仕事もはかどったし・・・。
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聖体拝領とミサについての質問
・・・と書かれていましたので、質問・疑問?をひとつ・・。
最近、トレントミサ聖祭につて知る機会がありました(・・といってもネットでですが)
そのミサは、祭壇に向かい、司祭が跪き、祈りを捧げる形態であるそうで、聖体拝領も口で頂くものだと知りましたが、私の知るミサは司祭と向かい合わせでのミサです。
現在のミサとトリエントミサの違いはどこにあるのでしょうか?
Re:ワールドユースデーは巡礼
向かい合うミサは、第二バチカン公会議の改良版。それ以前のものがトリエントのミサ。乱暴に言えばと言うか簡単に言えばと言うか、そういうことだと思いますが・・・。