3年の流浪のあとで
26日(日)大分教区で新司教誕生。天気予報は雨でも傘要らずの曇り空。もっとも、道中は大雨に見舞われることもあったが・・・。
ともあれ、3年間、待ちに待っての恵みだけに信者たちがどれほど喜んだことか。2000名近い参列者の数の多さがそれを物語っていた。ミサ中印象に残ったのは、「私たちは祈ります」と各層からの祈りが次々と捧げられたこと。ここでも、牧者を待ち焦がれた民の気持ちがにじんでいて心が震えた。
派遣の祝福前の式典での信徒代表の挨拶も心に残った。「羊は臆病で頑固、愚かな動物で放っておくと牧草を根こそぎ食べてしまう。だから世話が必要なのだそうです。私たちのことよろしくお願いいたします」というような意味だったと思う。さすが、信者ならではの挨拶。新司教のお礼の言葉も人柄が感じられ、歓迎されていることは会衆の明るい反応で分かった。
聖歌隊のレベルは高く、答唱詩篇の先唱者はまるでオペラ歌手。それに、閉祭のクリストゥス・ヴィンチト(キリストは勝利した)は司祭を含む力強い男性ヴォーカルで、これも素人離れした歌唱力で見事なフィナーレを演出した。
「3年にわたる流浪の旅が終わりました」という教会管理者の言葉は、牧者不在が教区の人々にとっていかに不安定で落ち着かない生活だったかが思われて、「ホントによかった!改めて心からおめでとう!」
昨日2:30帰館。一息入れて、4:00教区司祭会議。そして、明けての今日は司祭定例会。44名参集。司教総会の報告数件。WYDの歴史紹介のDVD10分ほど。鹿児島からの参加者総勢で19名。7月31日の日曜日には各小教区で一斉にWYDへの派遣ミサとするよう申し合わせた。11:15、ペトロ・パウロのミサ。信徒も2,30名?お昼のあと1:00-3:00の約2時間8グループに分れての分かち合い。司祭団相互の理解と一致のため、の企画だったのだが。お互いの現場での様子を知らせあうだけでもよかったのではないかと思うのだが・・・。
今日例年より16日も早いつゆ上がり。いよいよボクの季節到来。しかし、この暑さですっかり室内ランが身について外を走る気になれない。イチジクが次々熟れはじめたが甘みはイマイチ。
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