九州ぐるり一周
5時前神学校訪問。三名の神父さんたちと始めて面談。中学生・高校生、いずれも多感な年頃。神学生といっても多くを要求するのは所詮無理。
そうはいっても、何とか高校進学は果たしてもらいたい。福岡での会議のついでに足を伸ばして、夕食でも一緒にしたいと思った。その前に、お世話になっている神父さんたちに子供たちの様子を聞きたかった。改めて、神父さんたちの努力に敬意と感謝を表明。
それにしても、5時過ぎから7時前の門限までの少しあわただしい会食は盛り上がった。というより、僕の財布の中身に気を使いながらも、さすがによく食べてくれた。ご馳走のし甲斐があるというものだ。それにしても、ファミレスでの、しかもお酒の入らない会食は安上がり。「ほかの神学生に悪いから今日は例外」と釘をさしたら、「違うんです。長崎の人たちは家族が訪問してくれることがあるけれども、鹿児島は遠くて来れないので、また来て一緒に食事をしてください」ときた。
明けての3日、8:00会議に向かう大司教さんの車に便乗して福岡へ。会議に見えた長崎の院長神父さんがニコニコしながら言われた。「とても喜んでいましたよ。」そうだと嬉しい。しかるべき人とのいい関係はきっと力になるに違いない。やる気を出して、初志を貫いてほしいのだが・・・。食後のデザートを待つ間に一人づつ素直に今の心境を語ってくれたのが嬉かった。ともあれ、これからも時々顔を出すことにしよう。
ソニック43号でMEの仲間の待つ杵築(きつき)へ。T邸訪問は二回目でも一宿一飯は初体験。「多いですよ」とは聞いていたが、なるほどお産のため嫁さんも含めて三名が赤ん坊を抱いて現れた。二歳半のゲンくんはよくおしゃべりしてくれる。お風呂の後テーブルには鹿の刺身が!癖がなくまろやかな味に驚いた。ご主人と二人で一升瓶が転がった。
明けての今日のMEの分かち合いのテーマは「あなたに感謝したいことは何か。」やはりすばらしかった。素直に感謝し合う二人の麗しさこそ秘蹟の実り。ミサの福音は、「岩の上に家を建てた賢い人・・・」(マタイ7.24)。夫婦たちの分かち合いを聞いていると、二人が築いてきた関わりという夫婦の土台が、年を重ねるにつれてますます神様の用意された強固な岩となってきているとの実感を深くする。夫婦たちとの旅は癒しの旅だ。
帰りの車中でも西洋紀聞。シドッチがどうして日本に来たかという本当の理由が白石には分かりかねたらしく、オランダ人に質問しているが、彼とは考えが違うという。「そろそろ宣教できる時期が到来しているのではないかを探るために送られたのではないか」(18頁)。
8時帰着。九州をぐるり一周したことになる。さすがにくたびれた。今夜はたご酒で寝ようっと。
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