人々に近く…
近頃、バチカン大使館からの封筒を受け取ると、「オッ!」と一瞬緊張が走る。どこぞの司教さんが決まったか!一週間ほど前の手紙にも同じ反応をしたものだ。
しかし、同じ開けてビックリ!でも別のビックリで驚いた。「今日はあなたの誕生日につき…ミサで思い起こし、…健康と平和、喜び、そして教会とこの気高い国の人々への奉仕の働きに内なる満足感が主からもたらされるようにと祈りました。」もう少しスマートな日本語にできたらいいのだが、そんな風な意味の挨拶がつづられていたのだ。
大使の留守を預かる秘書の神父様からだったが、感動した。お礼の返事は一週間遅れの今日ではあったが…。それというのも、24-25の二日間にわたって本部を会場に開催されたカトリック医療関連学生セミナーをもって、夏の行事がすべて終了したことで、今日やっとあちこちに出すはずのたまった返事をしたためる心のゆとりが生まれたというわけ。
感動したと書いたが、一つは、これまでにないことだったからだが、「あー、これだったか!」と膝を叩いたのは、少年に電話をしたというフランシスコ教皇のことが思い出されたからだ。「人々に近い教皇」の影響が、早くも日本にも及んだ!“おめでとう”の電話こそ来なかったが、ボクの中で、“バチカンの窓口”だった大使館が、身近で親しい友達のいる館に思えたから不思議だ。
そうそう、そういえば、手紙は「主における兄弟的なよろしくの気持ちを新たにしつつ」と結ばれていた。もっとも、変な訳で、自分でも吹き出してしまったが、何となく、親しみの気持ち表明だと感じたのでそのままで…。人の文章を引用するのは気が引けるが、この変な部分の元は、”…to renew to you the sentiments of my fraternal regards in the Lord”。どなたかきれいな日本語を教えてくれると嬉しい。
今日は返事疲れ。早く寝よう。
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