カトリック医療関連学生セミナー
第29回カトリック医療関連学生セミナーin鹿児島。主催は日本カトリック医師会鹿児島支部。24‐25の二日間本部で開催。テーマ「共に考えよう―イエス様の声が聞こえる医療とは」。
医療に対するカトリック医師会の心意気というか思いの深さを感じさせるテーマで、ほのぼのとしていい。何よりも、患者の前に立つ自らのイメージを、人々に寄り添ったイエス様に重ねているとしたらさすがだ。
6つの講演がなされ、11のグループに分かれてのディスカッション。学生33名、医師や一般信徒55名。準備に当たってきた人々の顔ぶれが地元信徒ということもあって、せめて、開会式に顔を出そう、と思っていたのだが、手にした資料のグループ分けにはちゃんとボクの名前が。で、フル参加することに。
テーマの「祈りと食と健康」は2009年マリア山荘で開いたセミナーと同じ。あくまでも一般信徒用だったので、今回のように、ベテラン医師も大勢参加しているセミナーでそのまま使うわけにはいかなかった。当時は、3S改善と銘打ったもので、食生活習慣のS、性格のS、そして信仰生活のS。信仰するということは全人的でないといけないというのが主旨。三つのSは統合されるはずのもの。
そのひな形が、ダニエル書1章1節以降に述べられているダニエルを含む4人のユダ族出身で、バビロン王ネブカドネツアルの侍従幹部候補生たち。十日間の野菜食の結果は、酒池肉林の待遇を受けたほかの候補生たちよりも顔色も健康も優れていた。元祖ベジタリアン。試してみる価値はある。というよりも、本当は、気おくれしてしまったのだが、ナチュラル・ハイジーンの世界を紹介したかった。
グループディスカッションでは、若い医学生が「あそこまで考えたことはなった」とつぶやくように言ったのが印象的だった。「実はボクも興味があります」という医学生には、かつて盛んに推奨した「50代からの超健康革命」を紹介するにとどめた。西洋医学とナチュラル・ハイジーン。新しい課題にしてくれると嬉しい。
体も神様から頂いたものだから恵み。恵は大事にしなければ。だから、「病気になった人のために尽くすのは尊いことだが、どうしたら病気にならないかの研究もしてみたら?」ボクには、イエス様の声がそんな風に聞こえるのです…。皆さんの前ではさすがに言えなかった。*派遣ミサ説教
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