パパからの返事
フランシスコ教皇が毎日のミサで使用するホスチアは故国アルゼンチンからのもの。ヨハネ・パウロ2世はご自分の遺体の埋葬場所を、故国ポーランドのクラコフにするか、それとも、バチカンにするか何度も迷われたのだという。
「ヘー、教皇でも埋葬場所にこだわる?」のかと驚いたが、共産政権下で誕生された教皇だけに、たとえ死後でも教皇としての影響力はなくなるものではないという認識を持たれ、どこに葬られた方が教会にとって益となるか思案されたのかもしれない。
あ、そうそう、現教皇の話をしていた。ホスチアはアルゼンチンで作られたものを使われるというので、つい、最近教えてもらったヨハネ・パウロ2世のことが勝手に思い浮かんでしまった。
結論から言えば、わざわざ、取り寄せたのではなく、アルゼンチンの刑務所に服役中の女性から、彼女の写真と共に手作りのホスチアが送られてきたのだという。「…ありがとう。本当に感動しました。明日から、あなたが送ってくれたホスチアでミサをします。…手紙を読んであなたのために祈ることにしました。あなたもきっと私のために祈ってくれるものと信じます。…イエス様からの祝福を祈ります。マリア様の御保護がありますように。…」彼女の写真を執務室に飾ってある旨を述べてお礼の手紙は結ばれているという。
ちなみに、彼女が、ホスチア作りを始めたのは、 “囚われ人に意味ある人生を”という、刑務所付の司祭たちによるプロジェクトを知ったことによる。1年ほど前から、ベネディクト会シスターたちの手ほどきを受けて、今のホスチア作りが始まったのだという。(22日配信のUCANEWSより)
「パパフランシスコから返事が来た!」本人はもちろん、司祭や服役中の人々の歓喜の声が聞こえてくるよう。ホント、人々に近い!
久しぶりのお絵かきの課題は野菜。ひょうたんにトウガン、丸い小ぶりのかぼちゃに胴のくびれたものなど6個もゴロゴロ。「構図がうまくいったら8割は完成です!」後ろから聞こえる指導の声にびくびくしながら、アーデもない、コーデもない。結果は、いつもと違って、全員が思いがけない甘口評。
でも、やっぱり嬉しかった。で、恥を忍んで。
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