列福式余韻
(23日屋久島教会ミサ説教音声。殉教についても少し触れているので・・・)列福式から一夜明けた今日の朝刊はいっせいに列福式の様子を報じた。。
特に、昨日会場で1万部もの号外を配った地元の長崎新聞は二ページ全面を使って会場の全景と参列者のスナップを紹介し、3面と28面にも関連記事をカラー写真つきで掲載していた。一面トップの大見出しは”祈りささげ「列福式」”列福式についての正確な記述に感心した。保存版として持ち帰ることにした。
10:00中町教会で高見大司教主司式の感謝のミサ。3名の司教に約20名の司祭。大きな聖堂一杯を埋めた信徒数は約800名とか。ミサの中で大司教はとくに列福式実現に貢献した歴代の関係者に謝意を表した。また、「天国に二つの位があるのではない。福者はその地域で、聖人は世界規模で崇敬の対象となる違いだけ。誤解のないように」という説明は分かりやすかった。
ともあれ、7月1日が「カスイ岐部と188殉教者の記念日」となったが、鹿児島教区での「川内殉教祭」は今後「福者レオ七右衛門殉教祭」となって、従来どおり11月17日に祝われることになると思われる。実際にはその日に近い日曜日ということになるのだが・・・。
忘れてならないのは、その丁度100年後の1708年10月11日屋久島に上陸し、明治維新という日本の歴史を塗り替える出来事のキーパーソンとなったシドッチ神父のことだ。行政が26年にわたって絶やすことなく神父を顕彰してきたことに深い敬意と感謝の念を表するとともに、教会としての怠慢をわびたい。福者とともに今後はかつてのような巡礼団の復活を当面の課題としたい。
夕食には小さなイセエビが供され、改めてワインで乾杯となった
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