古都に祈る
昨日、京都はあいにくの梅雨入りにもかかわらず、多くの外国人観光客で賑わっていた。さすが日本の古都。
京都と言えば、日本26聖人が長崎に向かって死の行進を強られたところ。少し正確に言えば、まず24名が捕縛されて市中引き回しとなり、途中で二人が合流して26名となった。約一か月後の1597年2月5日、長崎西坂の丘で殉教。
ところで、150年前(1862年)の6月8日は、この26人が列聖された日。というわけで、京都教区のカテドラルは記念ミサに集まった人で埋まった。午後3:00、教皇大使を迎えての記念のミサ開式。いくつかの賛歌はラテン語。久しぶりに神学校時代が思い出されて懐かしかった。「耳が痛いですー!」聖歌指導のカナダ人司祭の言葉もよみがえった。確か、全員の声が揃わなかった時の口癖だったように思う。天国から、二階の聖歌隊のグレゴリアンにニッコリうなづかれたに違いない。
ニッコリと言えば、教皇大使の閉祭前の日本語のあいさつは、はっきりしていて見事だった。大きな拍手が起こったことは言うまでもない。ミサ後の控室ではみんなから賛辞を受けてご満悦。「郡山司教さんもそう思いますか?」ボクの名前もちゃんと覚えてくださっていた!のに驚いた。殉教者たちが歩いた道にある岡山でも今日ミサが捧げられた。明日の長崎でのミサで、三日間にわたる一連の感謝の集いが締めくくられる。
明日は堅信式にレジオのアチエス(活動会員、賛助会員の総会?)、そのあとは連合壮年会と盛りだくさん。
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